DISC REVIEW
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2010年結成というまだ新しいバンドながら、完成度の高い楽曲と確かなパフォーマンスでライヴハウスを中心に人気を集めている要注目の5人組、JAWEYE(ジョアイ)。ダンサブルでありながらも、時折見せつけるモダン・ロックやミクスチャーの要素や、パンキッシュな疾走感がたまらなくカッコいい。下手すると目立ってしまいそうな日本語詞も自然と曲に馴染んでいるので、違和感無く聴くことが出来る。来年には3ヶ月に及ぶ本作のリリース・ツアーも予定されており、ますますライヴ・シーンで存在感を増していきそうな予感。適度なヘヴィさを保ちつつ、敢えて叫ばないことで自分達らしいパッションを表現した彼らが今後シーンの台風の目となるか!? 山本 真由