DISC REVIEW
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KILLSWITCH ENGAGE、SHADOWS FALL、UNEARTHなど、同じマサチューセッツ出身のメタルコア・バンドと今や肩を並べる人気を獲得しているALL THAT REMAINSが6thアルバムをリリース。今作でもAdam Dutkiewiczがプロデュースを務め、これまでの路線をしっかりと継承しながらも、作品ごとにレベルが上がっているPhilip Labonteのクリーン・パートは更に存在感を増し、作品全体としては従来のアグレッションに加え、普遍性を併せ持ったハイ・レベルなメタル・サウンドに仕上がっている。Track.6「Intro」からそのまま「Just Moments In Time」へと突入していく流れは鳥肌モノ。出世作となった3rdアルバム『The Fall of Ideals』でビルボード・チャート75位を獲得して以来、同16位、10位とリリースの度に上げ続けているチャート・ポジションをまた上げてくるかも!? 米沢 彰