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INTERVIEW

ALL THAT REMAINS

2007.11.13UPDATE

ALL THAT REMAINS

Member:Philip Labonte(Vo.)

Interviewer:ムラオカ

-初来日でしたが、日本でのライブはいかがでしたか?

ごめん!日本語は俺分からないんだ!!(通訳の言葉を待たずにジョークをいきなりとばして来る)
とにかくサイコー!!
と言ってもまだ日本に来て13時間か14時間かしか経っていないんだけどね!
日本のみんなって凄く礼儀正しくてとっても良くしてくれるんで本当にビックリしているよ!日本に来れて最高な気分を味わっているよ!

-トップバッターという非常に早い時間帯での出演でしたね!

本当にビックリさせられたよ!今回が初めての日本でのライブだったから俺たちを知っていてくれている人がいること自身いるか分からなかったし、こんなに早い時間帯なのにたくさんのお客さんが詰め掛けてくれて凄く嬉しかったよ!

-あなたがたの満足いく反応を得られましたか?

グレイトとしかいいようがないほど素晴らしいものになったよ!
本当にありがとうとしか言いようがないよね!初めての日本でのライブだからどのような反応があるか予想もつかなかったんだけどさ、だって比較の対象がないからね!
日本でどれだけ売れているのか知らない状況で来たんだけど、みんなが凄く歌詞を覚えていてくれてるし、前のほうでは俺たちのTシャツを着てくれているファンがいてこっちこっちと呼んでくれていて「ウォーッ!」って感動しちゃったりしたよ!
これまでALL THAT REMAINS以外も含めて長年バンドをやってきたけど今回の来日は自分にとって凄くいい経験になったよ!!

-あなたがたのサウンドの魅力の1つに非常にアグレッシヴなサウンドでありながら、覚えやすいボーカル、ギターソロなどに印象的なメロディ有していることだと思います。アグレッションとメロディを共存させるこつを教えてください。

特に意識してはいないんだ。俺たちはいろんなスタイルの音楽を好んで聴いている人間でメタルはもちろんのこと実はラップも好きだったりと普段からたくさんのスタイルの音楽を聴いている。好きなものの影響を積極的に取り込もうと考えているだけで、最終的に完成する曲が凄くメタルらしい曲なのかそれともまったくメタルらしくない曲なのかなんてことはぜんぜん心配していないんだよ。なぜなら俺たちがポップなものやカントリー調のものを取り込んでも自分たちはALL THAT REMAINSであり本質的にメタルだということは確立できていると思っているからね。次に製作するアルバムではぜんぜん違うスタイルが入ってくる可能性はあるし、俺たちはあくまでメタルバンドだけど、さまざまなスタイルの音楽も取り入れていくミュージシャンでありたいと思っている。そうして結果として完成したものがちゃんとALL THAT REMAINSらしさが出せていればと考えているよ。

-あなたがたが日本で一躍有名になったのは"This Calling" がSAW3のエンディング・テーマにも使用されたことです。アメリカでも同じようにこの映画のエンディングテーマになったことで知られるようになったのでしょうか?

確かにアメリカでもSAW3で使用された"This Calling"は1つのきっかけになったんだと思うよ。メタルで一緒に歌える曲ってのは他にもないわけじゃないけど、俺たちの"This Calling"はその中でもバスドラがガンガンなっていて思いっきりメタルな曲だけど、フックが効いていて耳に残るメロディだからかかなり話題にはなったよ!
それともう1つSAW3より前にギターヒーローというゲームで使用されたことがあるんだけどそっちのほうがアメリカでは大きかったかもしれないね。というのもゲームの中でも上から二番目くらいに難しいレベルとして収録されていたんでみんななんとか弾きこなそうと何度もチャレンジしてくれたからね!それをきっかけにさらに知られるようになったんだと思うよ。

-フィルのスクリームボーカルとクリーンボーカルの使い分けは非常に完成度が高いですね?前作と比較しても格段に進歩しているように感じます。特別にレッスンを行ったのでしょうか?それとも度重なるツアーで自然に上達したのでしょうか?

実際かなり練習しているよ!
メリッサ・クロスというLAMB OF GODのランディとかSHADOWS FALL のブライアンとかEVERYTIME I DIEのキースとかそこらへんのみんなが師事しているアメリカでは有名なボイス・インストラクターからレッスンを受けているんだよ!
もしかしたら知っているファンもいるかもしれないけど、以前在籍していたSHADOWS FALLをやめるときに、SHADOWS FALLのレベルに達していないから辞めただのとネット上で勝手なことをいろいろ言われたんだ。
そんなことを言われたんで、俺ができるかできないか後で目に物を言わせてやろうと決意したんだ。そういう中でレッスンをたくさん積んでいろいろなスタイルをこなせるようになりたいと思ったんだ。カンニバル・コープスやエンペラーなんかも好きで聴いているけれど、だからといってできるスタイルすべてをやっていたらごちゃごちゃになってしまうだけだからちゃんとメイクセンスするような歌に仕上げなきゃいけないと意識しつつもいろんなものをこなせるようにとずいぶん練習を積んできたんだよ!