DISC REVIEW
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今作がUSビルボード・チャートにて初登場31位と目下人気急上昇中のカリフォルニア州コスタメサ出身の5人組。セルフ・タイトルの前作同様、この手のジャンルのバンドを最も多く手掛けてるだろうJoey Sturgisプロデュースによる2ndアルバムであるが、Austin Carlileの迫力あるスクリームも健在だが、OF MICE & MENの武器はなんと言ってもShayley Bourget(Ba)の透き通ったクリーン・ヴォーカルと耳に残るメロディ・ラインだろう。また前作で前面に出ていたエレクトロ要素が引っ込み、より荒々しいアグレッションが増幅している点はASKING ALEXANDRIAの2ndアルバムでの進化と被っているのだが、これはプロデューサーであるJoeyの影響が大きいのかもしれない。ムラオカ