DISC REVIEW
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タイトル数こそまだ多くないけれど、SUMMER SONIC07への出演にはじまり、FACTやPay money To my Painら国内の人気バンドと共演、さらに昨年11月にはNO USE FOR A NAMEジャパン・ツアーのオープニング・アクトに抜擢されるなど、国内外のパンク~ラウド・シーンに敏感なリスナーの間では馴染みの存在となりつつあるCOUNTLOSTの5曲入りニューEP。リード・トラック「MIRROR」をはじめ、疾走感溢れるバック・サウンドにメロディアスなヴォーカルが融合する、パンクのルーツを感じさせるダイナミックなサウンドを主体としているが、アレンジもヴォーカル・ワークも日本人らしくとてもきめ細やか。メンバーのクールなルックスに反して(笑)、意外にも哀愁感が濃厚。そこらのエモ・バンドより、ずっとエモいよ! MAY-E