DISC REVIEW
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アルバム前2作が連続全米NO.1獲得の"DISTURBED"2年半ぶりの4thアルバムがリリース。ボーカルのデイヴィッド・ドレイマンは前作のツアー終了後にノドの手術を行ったということだが、作品を聴く限り全く影響がないどころか、過去最高に見事な歌唱を披露している。前作はかなりのヘヴィ路線だったことと比較すると、今作は少し肩の力を抜いたミドルテンポ主体でオーガニックな感触が全体を占めているが、楽曲のクオリティはむしろ上がっており、一発のインパクトよりするめ的に素晴らしさがじわじわと増してくるアルバムだ。1stアルバムリリース後の初来日からどれほど経ったか忘れるぐらいご無沙汰状態なのでそろそろ来て欲しいところ。(ムラオカ)