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INTERVIEW

DISTURBED

2010.08.09UPDATE

2010年08月号掲載

DISTURBED

メンバー:David Draiman(Vo)

インタビュアー:ムラオカ   Interpreter : 国田 ジンジャー

-ついに5枚目のオリジナル・アルバムのリリースとなりましたね。結成16年、アルバム・リリース5枚とバンドの歴史が積み重なっていくことで感慨深いものがあるのではないでしょうか?

そうだね。本当に文句無しだよ。とても運がよかったと思うし、自分達が築いたものをさらに成長させたって感じなんだ。アルバムを出すごとに自分達がどれだけ恵まれているかということを身体で感じ、もっと続くようにと願っているよ。

-前作まで3作連続で全米NO.1を獲得していますね。あなたがたがリリースすると1位になるのは当然といったプレッシャーもかなりあるのではないかと思うのですがいかがですか?

まあ、ある程度のプレッシャーはあるよ。でもそのプレッシャーはバンド内、自分達自身から与えているものなんだ。今までやってきた全てのことを超えれるようにしたいんだ。基準を保つのは大変なことだし、特に3作がNO.1になったプレッシャーはあるけど、いい意味でプレッシャーなんだ。それがあるから自分達の活躍もパフォーマンスも光ると思っているよ。

-常にNO.1を達成していると、モチベーションを保ち続けるのが大変じゃないですか?

ハハハ(笑)。ここまで来るのにとても苦労したから、ずっとモチベーションを持ち続けないといけない。それは絶対なんだ。だからこそ自分達にプレッシャーを与えているんだけど、ファンによってこのプレッシャーは、ポジティブなものになっているんだ。アルバムを出す度にファンが熱心にそれを受け入れてくれて、俺たちを持ちあげてくれる。DISTURBEDが出すアルバム全てをハングリーに受け入れてくれるから、彼らのお陰だと言ってもいいよね。

-今作『Asylum』も最高のアルバムに仕上がっていますね。あなたがたはコンスタントに作品をリリースしているイメージがありますが、アルバムは難産でしたか?それともスムーズに進みましたでしょうか?

かなりスムーズだったんだ。あまり問題なく、流動的なプロセスだったよ。

-『Asylum』は前作よりアグレッシブでノリの良い曲が増えたと感じましたがバンドとしてその点は意識していましたか?

いや、いつもアルバムを作る前に何かを意識しようとか、どんなものを作ろうなんて考えたりしないんだ。成り行き任せというか、オーガニックな取り組み方をしているんだ。ダークになる、ヘヴィになるなんて、全く事前には考えず、自分達が作り出している音楽に任せる。作品によってダークになっているかどうかは、その時の自分の感情や状況によるみたいだよ。俺がどのような不幸な状態に囲まれているかに左右されるんだ(笑)。現状を踏まえて作品に取りかかるべきかもしれないけど、それが俺たちのあり方、この音楽の在り方だって言ってもいいんだ。

-またDISTURBEDの魅力を踏襲した作品となっていますね。バンドの成長を大きく2つに分けると、音楽性を大きく変えずに持ち前の音楽性を突き詰めていくタイプと、音楽性を変化させ続けていくタイプがいると思います。あなたがたは前者のタイプだと思うのですがいかがでしょうか?

そうだね、この音楽性から大きく離れることはないと思うけど、創造性について常に自分達の可能性を追求して、さらに凄いことをするように努力しているんだ。俺たちはリズミカルでヘヴィなロックを作るのが大好きだから、この領域の中で発展し続ける。バンドとしてこの領域から離れたいという気持ちはないんだ。ただ、バンドとして、ミュージシャンとして成長して、洗練されてきていることは自分でも認めるよ。

-アルバムのここに注目して欲しいという点がありましたら教えてください。

あえて注目して欲しい点は言わないでおくよ。このアルバムにはこのアルバムにしかない“性質”みたいなものがあるからそれを感じて欲しいんだ。特にこのアルバムは、最も直球なメッセージを伝えているんだ。今回は比喩的な言い回しや裏の意味とか抜きで、ダイレクトに言いたいことを歌詞にしたんだ。前作は物語的な要素があったとしたら、今回は率直な伝え方をしているので、俺の意見とかは全く必要ないかもしれない。好きな捉え方をして欲しい。

-初期3作品はJonny Kとの共同プロデュース、そして前作で始めてDan Doneganを起用しましたね。今作も前作に続けてDanを起用したようですが彼に決めた理由を教えてください。

共同でプロデュースをしているんだけど、Danはこのアルバムの制作に一番時間を費やしているし、プロダクションへの才能がとてもあるので、彼にプロデューサーとしてのクレジットをあげたけど、実際自分達の作業は何も変わっていないんだ。Johnny Kとやった時と全く同じプロセスなんだ。Johnnyがいないという違いは5人目の声がないだけのことなんだ。正直に言って、お互いの意見を大切にしているから、5人目の意見は必要なくて、この方が集中できて、効率が高いと思うんだ。