COLUMN
MERRY ネロの全身全霊激コーデ vol.9
今年もアッちゅう間に1年の半分が終わっちまいましたね~。みなさん2016年の前半はいかがでしたか!?
今年の上半期は不倫だセンテンススプリングだのと世間を騒がせ文化になりつつなりますが......。
ここ数年外国人による漢字ブームが巻き起こっていたが、とうとう日本人が堂々たる漢字のデザインの服を着る時が来ましたか......!!
しかも「病」「闇」「罪」など、このネガティヴな漢字達が主役なんだから現時代の代弁者であり革命的だよね。
音楽アーティストが歌にしてその世界観を服にするんだから本物中の本物だ(汗)
そういえば昔誰かが言っていたな......。
「コンプレックスを表舞台に出せばそれはロックだ」
そう、今回は「アマツカミTOKYO」のアイテムを。
東京都出身。シンガーソングライター「あおいうみ」がプロデュースするブランド「アマツカミTOKYO」テーマは"悲しみを着る。"。
MAtSU:改めまして、GEKIROCK CLOTHING新店長のMAtSUです。
ネロ:心機一転よろしくお願いします。何気よく会ってますよね? DJとかでも。
MAtSU:はい、あとはネロさんがこのGEKIROCK CLOTHINGに訪れた時に何度か接客させてもらいましたね。確かご友人のlynch.の晁直さんへのプレゼントを一緒に選ばせてもらったり(笑)。
ネロ:(笑)俺は先輩から自分で稼いだお金はなるべく身内で回せと教わったから。
MAtSU:ありがとうございます(笑)。
ネロ:MAtSUくんと初取材、今日はなんだか病んでるアイテムだね(笑)。「アマツカミTOKYO」は最近V系バンドマンやアイドルグループの人達がジャンルを問わず着ているブランドだよね。他誌だけど最近俺が出た「ROCK AND READ」という雑誌で前号の表紙でR指定のマモくんが着ていて話題を呼んだよね。
MAtSU:そうなんです。バンドの世界感とも非常に合っていて似合っていました。それからも更に反響を呼んでいます。
ネロ:世の中"病み"が文化になりつつあるね(笑)。
MAtSU:はい(笑)。ですが、今「ファッションメンヘラ」というジャンルもあるくらいなんですよ。
ネロ:「ファッションメンヘラ」とは!?
MAtSU:その名の通りファッションでメンヘラを表現する事ですね。真のメンヘラではなく、着飾ることでメンヘラをアピールする人達です。その流れで今"病み可愛い"という言葉もあるくらいなんですよ。
ネロ:凄い時代になったよね!! ある意味曝け出している。すげーROCKだよ!! だってたぶんこのネガティヴな漢字のTシャツのラインナップも、英語表記にしたら普通にかっこいいと思うのね。でもあえての漢字表記。これには強烈なインパクトがあるし、何よりも日本のロックファッションの革命者だね!!
MAtSU:この「アマツカミTOKYO」の創設者のあおいうみさんですが、元々ロックバンドをやっていたんですが、今は1人で弾き語りでシンガーソングライターとして正にこのファッションアイテムのような曲を表現していますね。
ネロ:"悲しみを着る。"ですか......。日本の音楽の歴史って演歌やフォークソングがあって、すべては哀愁から曲や詞が作られていて、ある意味これは日本の音楽の表現をそのままストレートに形にした代表作とも思えるね。正に"やったもの勝ち"。もしかしたら結果ダサくなるかもしれないけど、そのやってみようと思った勇気とセンスがこのアイテム達をかっこよくしたと思う!! その気持ちに強く共感できたし、Tシャツ1枚購入するよ(笑)。
MAtSU:おっ!! どれにしますか?
ネロ:MERRYも基本哀愁の音楽を奏でているからどれも合うと思うんだが、この「罪」が気に入ったね!! MERRYの曲名でもあるし!! 人間誰しも「罪」を隠し持ちながら生きているからさ。
MAtSU:どんな罪ですか!?
ネロ:えっと、なんだろう......政治資金規正法違反とか!?(笑)。
MAtSU:正にすべてを闇に葬りましたね......(笑)。辞職です......(笑)。
▼今回のコラムに登場したアイテムはこちら!!
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