マキシマム ザ ホルモン| 激ロック インタビュー

2013.08.12UPDATE

2013年08月号掲載

Member：マキシマムザ亮君

Interviewer：ムラオカ

－亮君の目には現在のラウドロック・シーンはどのように写っていますか？

あらゆるエクストリーム音楽はやっぱ好きなんで聴き漁ってますけど、かっこよくても似たようなバンドが多い。ジャケやバンドロゴ、アー写やヘア・スタイルまで似たようなバンドが増えてますからね(笑)。ダブステの要素を取り入れるのもかっこいいんですが若干飽食気味ですかね。

－それでは最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。

70年代ロックとかファンクやブルースや昭和の日本のフォークなんかも聴いてみてください、心の中でモッシュできるよ。

: マキシマムザホルモン

『予襲復讐』
amazon TOWER RECORDS TOWER HMV

フル・アルバムとしては約6年半ぶりという全盛期のDEF LEPPARDさえもビックリの超ロング・スパンでのリリースとなった『予襲復讐』。15曲収録、60分を超える大ボリュームである。“『ぶっ生き返す』が自分の中の1つの金字塔、それをどう超えるか”（マキシマムザ亮君談）と、デカいプレッシャーを感じながら作り上げた作品とのこと。現段階で“『ぶっ生き返す』を越えた！”と安易に結論付けることはできないが、2013年型ホルモンが詰まった至高の作品であるのは間違いない。アゲアゲ・ダンサブルな「便所サンダルダンス」、スラッシーなリフからどキャッチーなメロサビに突入する「中2 ザビーム」、エレクトロ・ポップとADTR的なブレイクダウンが共存する「恋のスペルマ」など、どれも最上級ホルモンの旨味が“ジュワッ”と溢れ出る大満足の全15品！ムラオカ