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INTERVIEW

HER NAME IN BLOOD

2010.03.15UPDATE

2010年02月号掲載

HER NAME IN BLOOD

Member:中里茂樹(Dr)小出大樹(Gt)TJ(Gt) 池田準也(Vo)石田誠(Ba)

Interviewer:ムラオカ

-2月19日リリースの先行シングル『Confusion』に続き3月19日にフル・アルバム『DECADENCE』がリリースになりますね。おめでとうございます。

一同:ありがとうございます。

-前号で作曲面中心に聞かせていただいたので作詞についてなども含めてお聞きしたいのですが、「Snakes Got Rose Tattoo On Their Tongue」など曲のタイトルが長いものが多いですが、曲のタイトルには拘りが在りますか?

石田誠(以下IS):そうですね。タイトルは歌詞から取ってくることが多いですね。特に最近のバンドが長い曲名が多いからとかという意識はなく自然にこうなった感じですね。

-「Hey, Do You Notice That You Are Already Dead?」とはまた印象的な曲名ですね?

IS:これは北斗の拳のファンであれば分かると思います。日本語に直すと“お前はすでに死んでいる”って意味ですね(笑)

-なるほど、言われてみればそうですね(笑)

小出大樹(以下KO):別に北斗の拳に詳しいわけではないんですが(笑)

-他の曲にもなにかユニークな歌詞はあるのでしょうか?

IS:「Snakes Got Rose Tattoo On Their Tongue」に関しては隠喩というか隠された意味がありますね。欲しいものがある時になぜ努力もせずに投げ出して勝ち取ることをしないのかっていうことを意味しています。

-歌詞に特に拘わった曲がありましたら教えてください。

IS:シングルである「Confusion」は“戸惑い”について歌っているのですが、誰しも人間であれば戸惑う時もあるのでそういう場面についてのメッセージを歌詞にしています。

-今作に対訳は付けるのでしょうか?

IS:メールを送ってくれるか直接ライヴで聞いてください(笑)

-「Hey, Do You Notice That You Are Already Dead?」の話に戻りますが、この曲の終わり方はとてもユニークなものですね?

IS:この曲に関しては前任の桜井が担当していたのですが、“壮大なエンディング”がテーマでした。

-ギター・パートの割振りに関してですが、リード・パートを担当しているのは小出さんの方ですか?

KO:「Confusion」の途中でやっているタッピングは僕のほうでやっていますね。

TJ:そうですね。ソロ・パートは小出君の方が多いのですが、僕が担当しているパートもあります。

K:リード・パートとリズム・パートは特に決めていないですね。

IS:どっちも弾けるギタリストが一緒にいた方が面白いと思うので。

-洋楽ファンが多い激ロックマガジンですが、あなたがたを08年のTASTE OF CHAOS 08で見たというファンが多いかもしれません。TOCで印象的だった出来事がありましたら教えてください。

IS:ヘッドライナーが日本のムックというバンドだったのですが、良くも悪くもビジュアル系に括られているバンドだと思っていたのですが、彼らのファンの方がライヴを楽しむって意識が洋楽のファン以上に強くてそれを見て“これは日本のロック・シーンにも未来があるんじゃないか”と思いましたね。単純にその場にいてライヴをやっているから楽しむという姿勢はムックのファンからが一番感じられましたね。正直ある意味予想外でしたが良い発見でした。

-僕もムックのライヴを拝見しましたが、演奏力が非常に高いですよね?

IS:度肝を抜かれましたね。

-AS I LAY DYINGはいかがでしたか?

IS:まず感じたことはプロフェッショナルだということでしたね。

-今の日本のヘヴィ・ミュージック・シーンは一時期どん底でしたが、盛り上がりを見せ始めているように感じますが、どう思いますか?

IS:今までの既存のシーンとはまた異なる新しいシーンが出来始めていると感じています。

中里茂樹:CROSSFAITHを皮切りに自分たちの下の世代の若いバンド達がどんどん出てきて活性化して来ていると感じていますね。

IS:バンドをやりたいって思うようなバンドが増えて来ていると感じていますね。もちろん自分たちもそのきっかけのバンドになりたいと思っています。