十五少女、最新シングル「八月三十二日」MV公開！菅原圭が歌唱する別バージョンのMVも本日20時プレミア公開！

十五少女が、9月1日にリリースした最新シングル「八月三十二日」のミュージック・ビデオを公開した！
　

八月三十二日 Music Video
　
また、シンガー・ソングライター菅原圭が歌唱した別バージョン「八月三十二日（葉月ケイの場合）」も、今夜20時にYouTubeにてプレミア公開される！
　

八月三十二日（葉月ケイの場合 / CV：菅原圭）Music Video
　
監督を務めたのは、退廃的な近未来を圧倒的に緻密な深い世界観で描いた自主制作の3DCGアニメーション"昭和124年"がインターネットを中心に大きな話題を呼んでいるクリエイター高橋悠。今作もフルCGアニメーションとして描かれ、真昼と黄昏と宵闇という3つの刻が同時に存在する不思議な無人列車が、夏を淡々と切り裂いていく様子が印象的だ。
　
"社会に出る（大人になる）直前にほんの少しだけ与えられる執行猶予"という意味を込めて "8月32日（子供の象徴である夏休みに本来存在しないもう1日）" と題された本楽曲は、"この先の僕らは、無軌道にはしゃぐのにも怯えて社会に溶け込んでいく"や"何者にもなれなかった無数の屍の声が届いてる"といった青春の終わりに誰しもが感じる "諦め" に満ちている。
　
そして、ミュージック・ビデオもまた列車が前進しているのではなく、実は得体の知れない世界の奥底へと滑落していることが明らかになり、えも言われぬ読了感を残して終わる。
　
十五少女の音楽や小説には、一貫して、大仰なメッセージや理想的な愛は見当たらない。それは、多くの現十代や元少年少女が、心のどこかに抱いている"取り残され感"や"熱意ではなく臆病さから来る焦り"で紡がれている。