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2018.01.06 19:50 | アーティストニュース

ISSUES、Michael Bohn(Vo)の脱退を発表

ISSUES、Michael Bohn(Vo)の脱退を発表

ISSUESが、スクリーム・パートを担当しているMichael Bohn(Vo)が脱退することを発表した。オフィシャル・サイトに掲載されたバンドの声明によると、方向性の相違によるものだという。
 
また、Michael Bohnは声明の中でKevin Hanson(ex-WOE, IS ME)と新しいプロジェクトを結成したことも発表している。
 
ISSUES、Michaelと長年コンビを組んできたTyler Carter(Vo)、Michael Bohnそれぞれのコメントは以下の通り。
 
僕たちの素晴らしいファンのみんなへ、心苦しいけれどMichael Bohnの脱退を発表する。僕たちはインターネットでどんな噂が飛び交っていたか知っているけど、この友好的ながら厳しい決断の裏側にある真実は、お互いの創造性において、音楽的に意見の食い違う方向に進みつつあったということなんだ。時としてこうした対比は美しいこともあるけど、広い視点で見れば芸術的に相容れないものになっていたんだ。
 
知っている人もいるだろうけど、僕たちのバンドは常に曲を作っている。去年は新たな作品を制作するためにたくさんの試行錯誤を繰り返したけど、その期間にできたデモは申し分ないもので、いくつかはこれまでのISSUESの作品の中でも気に入っているものだった。僕たちは、自分たちが取ろうとした多くのリスクがお互いの嗜好や能力に合わせていくなかで"薄まっていく"という危険性に気づいたんだ。僕たちの作品はクオリティと誠実さが最重要だから、僕たち全員にとって、ISSUESという存在にとって、そして音楽としてベストな結論を出すために多くの自己反省をしなければならなくなっていたんだ。
 
絶対に明確にしておきたいのは、これはバンドとして"僕たち"が下した決断だということだ。レーベルや、くだらない都合によるものではないし、キッズ向けのポップ・アクトになるための判断では決してないんだ。僕たちはこれまでやってきたことを今後も続けていき、僕たちがまさに作りたいものを作る。今後も過去の曲を演奏するだろうし、スクリーム・パートは代役に行ってもらうだろう。最後に、ISSUESにコア・メンバーを加入させる予定はないよ。
 
僕たちはMichaelが大好きだし、ISSUESでともに分かち合った経験は永遠にかけがえのないものだ。彼のこれからの挑戦が成功することを祈っているし、僕たちも彼の音楽的なキャリアをサポートし続ける。彼がファンのためにこれからも表現し続け、彼の次の旅が成功することを祈っているよ。
 
―― ISSUES, The Band
 
Michaelと僕はお互い活動を始めた2008年以来ヴォーカル・デュオを続けてきた。内心では、別れる時が来るなんて思ってもいなかった。ISSUESは僕たちふたりにとって前向きな心の故郷だった。僕たちは兄弟のようにともに浮き沈みを乗り越えながら、バンドを通して多くの経験と人生を得たんだ。これからも変えるつもりはないよ。僕たちの前には大きな道があって、どんなことがあっても進むことを諦めるつもりはないけど、この決断で一番つらいのは友人を失うことの恐さだ。お互い音楽のパートナーとして手を取り合い10年近く歩んできたとしたら、こんな変化のあとには傷心、怒り、悲しみ、混乱しか思い浮かばないだろう。僕たちはバンドとして最も前向きでクリエイティヴなものを披露する準備をしていたから、みんなを失望させてしまうかもしれないけど、それを引き留めはしない。僕は全身全霊でMichaelのことが大好きだし、彼がこの業界を去っていくのを見たくないし、彼のことをファンが見放してしまうのも見たくない。このことで傷ついてしまう人たちもいるだろうけど、ISSUESがこれまで、そしてこれからも一番大事にしている"音楽"に目を向けてくれることを願っているよ。
 
―― Tyler Carter
 
僕は今、これまで一度も書くなんて思わなかった文章を書いている。言いたいことはいろいろあるんだけど、手短に、要点を抑えて書くことを心掛けるよ。まず始めにはっきりさせておきたいのは、僕はバンドを辞めていたわけじゃないということだ。僕はバンドが違う方向を目指そうとしていて、僕抜きでもそこに向かおうとしていることに気づいたんだ。この話題に打ちのめされたここ数ヶ月と同じくらい、僕はこれからの未来を楽しみにしているんだ。僕はKevin Hanson(ex-WOE, IS ME)と新しいプロジェクトのためにコンビを組んだんだ。僕たちはもう1ヶ月以上も曲作りをしているから、音楽を辞めるつもりはないよ。
 
ファンのみんなへ、みんなの愛とサポートには感謝してもしきれないよ。世界中のファンひとりひとりを本当にリスペクトしている。僕がISSUESにいる間、みんなが僕の夢を叶えてくれたんだ。子どものころに夢見ていた場所や、行くなんて考えたこともなかった場所にだって行くことができた。このバンドにいたことで、僕のなかで永遠に残り続ける数えきれないほどの思い出ができたし、人生について、人々について、そして音楽について多くのことを学んだ。僕のISSUESとしての時間が終わってしまったことが本当に嫌だけど、これからベストを尽くしていくよ。みんなを待たせたうえに、何が起こったのか心配させてしまってすまないと思っているけど、できる限りプロフェッショナルであろうとした結果なんだ。2018年の残りは最大限に活かしていくよ!
たくさんの愛を込めて、
 
――Michael Bohn