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LIVE REPORT

LOUD PARK 09|DEAD BY APRIL

2009.10.18 @幕張メッセ -BIG ROCK STAGE-

Writer MAY-E

LOUD PARK09二日目のオープニングを飾るのは激ロックでも既に大人気のバンド、DEAD BY APRILだ。午前11時というかなり早い時間帯にも関わらず、会場は八割方埋まっている。

生のライヴであっても、スクリーミング・ヴォーカルと美エモーショナルなメロディ・パートとのコントラストがとにかく絶妙だ。30SECONDS TO MARSなどと同じくスクリーモではないのにスクリーモのファンを中心に浸透しているバンドだが、黒のタイトな衣装にモヒカンなんていうヴィジュアルしかり、90年代ラウドロックとメタルコアが融合したようなスタイルで、スクリーモ・バンドらとは明らかに一線を画するバンドであると改めて感じる。

「日本に来ることが出来て、夢が叶ったよ。信じられない気分だ!」とMCで素直に語っていたのは微笑ましかった(一見コワモテですが、とても優しいお兄さん方です)。

DEAD BY APRILの持ち味である、激しくもドラマティックな音作りがステージでも最大限に発揮されており、演奏にも安定感があって、思わず食い入るように見てしまった。
フロントマンのPontus Hjelm ( G & Vo )はああ見えて極度の上がり症だそうで、プロジェクトとしてスタートさせたDEAD BY APRILでライヴをすることを一切念頭に置いてなかったそうだ。だが周りのスタッフに必死に説得されて、ようやくステージに上がる決心がついたというが・・・確かにこれはライヴをやらなくては勿体ない!心からそう思える素晴らしいショーだった。

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