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INTERVIEW

TOKYO UNDER THE SLUM

2023.10.20UPDATE

2023年10月号掲載

TOKYO UNDER THE SLUM

Member:SHOBU(Vo) MAMIKO(Vo) KoooooTA(Gt) SHINO(Gt) kj(Ba) MIZUTAK(Dr)

RONDONRATS、SETTLE ONの2バンドによるプロジェクト"TOKYO UNDER THE SLUM"が始動!"面白いと感じたこと、やりたいと思ったことは全部やる"をモットーに掲げ、イージーコア、パンク、ラウドなど多彩なジャンルを織り交ぜたミクスチャー・サウンドに男女ツイン・ヴォーカルのシャウト&グッド・メロディを鳴らすバンドだ。そんな彼らがデジタル・シングルを7月より3ヶ月連続でリリース。12月17日には下北沢RéGにて自主企画イベント"TOKYO UNDER THE SLUM vol.9"を開催する彼らにメール・インタビューを行った。

-激ロック初登場ということで、バンド結成の経緯を教えてください。

kj:コロナ禍でも足を止めずに自力を信じてライヴ活動を続けていたRONDONRATSとSETTLE ONという2バンドが、そのとき周りにライヴをするバンドがすっかりいなくなったためよく対バンするようになりました。そして去年"TOKYO UNDER THE SLUM Tour"というスプリット・ツアーをしたら、じゃあいっそのこと2バンドで曲も作ってみようかという話になり、作り始めたら止まらなくなってイベントからバンドへと進化を遂げました。

-TOKYO UNDER THE SLUMの音楽性について教えてください。

MAMIKO:なんでもアリという意味でミクスチャー・ロックかな。SETTLE ONでもなくRONDONRATSでもないけど、両者のバンドが散り散りにある感じ。まだいろいろ試してる最中なので今はこんな感じの表現になっちゃいますね。

-特に影響を受けたアーティストを教えてください。

SHOBU:GOOD CHARLOTTE、GREEN DAY、ZEBRAHEAD、SUGARCULT。

MAMIKO:X JAPAN、MY CHEMICAL ROMANCE、椎名林檎、RED HOT CHILI PEPPERS、Dragon Ash。

KoooooTA:THE MAD CAPSULE MARKETS、Dragon Ash、LUNA SEA、MIYAVI、山口百恵、松田聖子。

kj:THE MAD CAPSULE MARKETS、hide、THE BLUE HEARTS、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、Hi-STANDARD、Dragon Ash。

-そういった音楽に目覚めたきっかけはなんだったのでしょうか?

SHOBU:母親の影響で、QUEENのベスト・アルバムから始まりGUNS N' ROSES やMÖTLEY CRÜEなどの80年代ハード・ロックを物心つく前から聴かされていたので、音楽が常に身近にあることが普通でした。

MAMIKO:私の場合はクラシック音楽で固められていたので完全に反動です。

KoooooTA:歌謡曲は母の影響でヴィジュアル系は姉の影響。先輩が音楽室で観てた"AIR JAM"の映像で、日本のラウドやミクスチャーなどにどっぷりハマりました。

kj:学生の頃夜中にやってたアダルトな深夜番組を録画しようとして、たまたま録りっぱなしで前後の番組を一緒に録画してたものがインディーズ・ロック番組で、それを何気なく観ていたらそこに出てきたバンドというものに魅了されて知ることができました。あとは姉に勧められてhideやブルハ(THE BLUE HEARTS)、DA(Dragon Ash)を知りました。

-今回3タイトル連続リリースの「illmania」、「CandyFish」、「BPM」それぞれのテーマやコンセプトを教えてください。

kj:「illmania」は"ill"=イケてる、カッコいいという意味があり、それで"illmania"は"イケてることを探究するマニア"ということで、それがTOKYO UNDER THE SLUMというチームなんだよっていう自己紹介的なテーマで作りました。「CandyFish」はそんなTOKYO UNDER THE SLUMのバンド活動や音楽に対する常に前を向くという揺るがない姿勢と、それを見てくれる周りの人たちへのエールをコンセプトに仕上げました。「BPM」はこれからこのTOKYO UNDER THE SLUMとして目一杯突き進んで行くぞという決意表明を曲にしました。

-「illmania」、「CandyFish」、「BPM」それぞれの制作にあたって聴きどころや、特に苦労したポイントはありますか?

MIZUTAK:「illmania」は、激しいギター・リフとシャウトから始まるイントロがまずカッコいいです! 全体的にヘヴィなサウンドですが、全員で歌うサビの"O-E-O-E-O!!!!"はぜひライヴでお客さんも一緒に歌ってほしいですね! 「CandyFish」は「illmania」のヘヴィな感じとは違って、跳んだり、歌ったりしたくなるようなパーティー・ソングです! ミドルとハイテンポが織りなす疾走メロディが癖になること間違いなしです。「BPM」は冒頭から疾走感のある曲で、ツイン・ヴォーカルのふたりが交互に歌うメロディ・ラインも注目ポイントです! ロックなサウンドですが、どこか懐かしくエモーショナルな気持ちになれると思うので、アウトロでぜひ一緒に叫んでほしいです(笑)。

-この3曲の中で特に思い入れのある楽曲と理由を教えてください。

SHINO:「BPM」ですかね! TUTS(TOKYO UNDER THE SLUM)の始動作成1曲目の曲なので思い入れがあるのと、ギターのKoooooTAとフレーズを話し合ってバシッといいフレーズができたときも思い入れがありますね!

-「illmania」、「CandyFish」、「BPM」それぞれのMVについて、撮影での思い出や見どころを教えてください。

SHINO:「illmania」のMV撮影の1週間前風邪で寝込んでいて普段飲みまくっているお酒が完全に抜けてむくみが取れて顔の調子がいいのでぜひ観てみてください(笑)!

MIZUTAK:「CandyFish」は海岸でSHINOがカッコ良くスケボーで走り去るシーンがあるんですが、撮影時最初テンション上がっちゃって大転倒してました(笑)。「BPM」は今回撮影から編集まで自分たちでやってみた作品で、映像が縦画面用になっているのでぜひスマホなどで迫力ある映像を観ていただきたいです!



-12月17日には下北沢RéGにて自主企画イベント"TOKYO UNDER THE SLUM vol.9"が予定されていますが、開催に向けての意気込みや想いを教えてください。

SHOBU:対バンには日本のシーンで最前線を走っているロック・スター・レジェンドたちが力を貸してくれます。個人的には一世一代の大勝負の日なので、俺たちの生き様を目撃しに来てもらえたら嬉しいです。

-現体制で改めてライヴをしてみたい場所はありますか? 具体的な場所や、音楽シーンでも構いません。

SHINO:メンバーが6人いるので野外の大きいステージなどでパフォーマンス含め、TUTSをいろんな人に見てもらいたいですね!

-ライヴやツアー、リリースなど、予定されている活動はありますか?

MAMIKO:もう何もありません。逆立ちしても何も出てこないくらいです。が、今ライヴをするための曲も制作中です。まずは12月17日にしっかり照準合わせて行きたいです。

-今後の展望や目標とする場所はありますか?

kj:基本的にTOKYO UNDER THE SLUMは面白いと思ったことはなんでもやってみようをモットーとしているので、例えばこの先活動していくなかでカッコいいバンドや音楽に限らずイケてるアーティストに出会えば、その方たちも巻き込んで何か楽しいことをしたいなと思いますし、メンバーもこのままである必要は決してない、最終的に米米CLUBやSLIPKNOT、韻踏合組合のような、このグループいったい何人いるの? このメンバーは何してる人? みたいな感じになれば面白いなと思っています。また活動のフィールドも国内ばかりではなく後々海外にも目を向けれたらなと思います。

-最後に激ロック読者にメッセージをお願いします。

SHOBU:今自殺願望のある人や大きな問題を抱えている人に目撃してほしい。俺たちは音楽のパワーを信じている。

RELEASE INFORMATION

TOKYO UNDER THE SLUM
DIGITAL SINGLE
「illmania」
ovenola_jk.jpg
配信はこちら

DIGITAL SINGLE
「CandyFish」
ovenola_jk.jpg
配信はこちら

DIGITAL SINGLE
「BPM」
ovenola_jk.jpg
配信はこちら

[CandySoda Records]
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