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INTERVIEW

PANTERA

2023.02.17UPDATE

PANTERA

Member:Phil Anselmo(Vo)

Interviewer:菅谷 透 Translator:安江 幸子

-また、今回初めてPANTERAに触れる若いリスナーに聴いてもらいたい楽曲があれば教えていただきたいです。

そうだな、ディスコグラフィの最初から聴くといいよ!

-ライヴではDimebagとVinnieへのトリビュートとして、彼らの映像とともにBLACK SABBATH「Planet Caravan」のカバーが披露されています。メジャー3rdアルバム『Far Beyond Driven(脳殺)』を締めくくる楽曲で、PANTERAの一般的なヘヴィ・サウンドのイメージとは異なりながら、静謐で魂が安らぐようなナンバーですが、なぜこの曲をトリビュートに選んだのでしょうか?

「Planet Caravan」は素晴らしい曲だし、プレイしていると、Dime、Vince(Vinnie)、Rexとスタジオでレコーディングしていたときのすごくいい思い出が蘇ってくるんだ。というか、この曲を選ぶってだけで蘇ってくるよ。俺が個人的に気に入っている曲のひとつなんだ。

-PANTERAはこのたび開催される"LOUD PARK"にヘッドライナーとして出演することが決定しています。あなたはDOWNとして2008年、2014年にステージに立っていますが、今回PANTERAとしてライヴを行うにあたっての意気込みをうかがえますか?

きっとすごいものになるはずだ。そしてもちろん、もちろん、もちろんとても楽しみにしているよ!

-PANTERAの日本でのライヴは2001年の"Beast Feast 2001"以来となり、この公演は事実上クラシック・ラインナップでの最後のパフォーマンスとなったことでも知られています。当時のことを振り返ってどのように思いますか?

2001年当時、俺の頭の中はとてもネガティヴだった。最近は本当に、本当に、本当に落ち着いているし、大いに楽しんでいるよ。

-今回のツアーは、PANTERAを知ったころにはすでに活動が終了していたというファンや、もしかしたら解散後に生まれたというファンが、生でショーを体験できる貴重な機会となります。こうした意見についてどう感じていますか?

この事実は俺にとって大きな原動力のひとつなんだ。若い人たちが喜んでくれて俺も嬉しいよ。でもさ、俺は世代問わずすべてのPANTERAファンのことを思ってハッピーなんだ!

-PANTERAの生み出したサウンドは現在に至るまで、ここ日本や世界中のバンドに大きな影響を与え、受け継がれています。PANTERAの残したレガシーについて、ご自身ではどのように感じていますか?

そういう話を聞いたり読んだりするのは、今でも俺にとってびっくりするくらい嬉しいことなんだ。本当さ。ファンが彼らの好きなバンドのことを思っているのと同じように、俺自身も自分の好きなバンドのことを思っているんだ。今でもね! って、ちゃんと筋が通っているかな(笑)? ともあれ、温かい言葉をありがとう。君たちのために俺にできる最高の歌を聴かせることを約束するよ。

-最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。

日本のファンのみんな! みんなも知ってのとおり、俺は日本が大好きなんだ! と気づいてくれているよね。日本は素晴らしい場所だし、ショーも本当に最高に楽しいんだ! 俺もメンバーもみんなを愛しているよ。ぜひショーに来てくれ!