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INTERVIEW

Veiled in Scarlet

2018.11.20UPDATE

Veiled in Scarlet

メンバー:Shin(Vo) Keija(Dr/Key)

インタビュアー:荒金 良介

Veiled in Scarletのニュー・アルバム『Atonement』は、より攻撃性に磨きをかけたメロディック・デス・メタルへと舵を切っている。今作からShinが正式メンバーとして加入したことも大きく、ドラマチックで泣けるメロディに加え、ライヴでオーディエンスと一体化できる新機軸も盛り込まれた作風は多くのファンの心を捉えるに違いない。今後のバンドにとっても重要作にして飛躍作と言ってもいい出来映えの内容について、Shin、Keijaのふたりに、改めて音楽ルーツを含め、今作の魅力についてガッツリと掘り下げて話を訊いた。

-結成時はどんな音楽をやろうと思っていたのでしょうか?

Keija:もともと僕の個人プロジェクトから始まって、それからバンドになったんですよ。以前にSERPENTというメロデス・バンドをやっていたので、それを継承するようなバンドをやろうと。

-バンド的にはどのへんの影響が大きいんですか?

Keija:当時影響を受けたのはIN FLAMES、ARCH ENEMY、CHILDREN OF BODOMといった、一般的に人気のあるメロデスですかね。あと邦楽で言えば、当時はVOLCANOにも影響を受けていました。

-メロデス以前はどんなものを?

Keija:小学生くらいまで話は遡りますけど、バンドに興味を持ち始めたきっかけはX JAPANで、それからはHELLOWEENとか、ジャーマン・メタル全般や、あとはアメリカのスラッシュ系のバンドとか、いろいろ聴いてましたね。ただ、一番衝撃を受けたのはIN FLAMESでした。

-どこが衝撃的でした?

Keija:メロディアスなものにデス・ヴォイスが乗るというスタイルですね。これが自分のやりたいことだなと。「Stand Ablaze」が入ってる作品(『Subterranean』)を聴いて、それがメロデス・バンドをやるきっかけになりました。

-なるほど。バンド的にはこれまでのメンバー・チェンジも激しいですよね。

Keija:そうですね。なかなか思うように動けなかったけど、今回でちゃんと体制が整ったので、これからだなという気持ちはありますね。

-今作からShinさんが正式加入したという。

Shin:はい。一昨年のミニ(2016年リリースのミニ・アルバム『Lament』)から作品としては関わっていたけど、そのときはサポートでしたからね。でも3年ぐらいサポート期間はあったので、バンドに関わる時間は長かったです。

-ShinさんはVeiled in Scarletの音楽にはなんの抵抗もなく?

Shin:そうですね。10年ぐらい前に別のメロデス・バンドもやってましたし。

-Shinさんは音楽的にはどのへんを通って?

Shin:僕はロック好きなので、最初はBON JOVIから入って、昔も今も自分のヒーローはSteven Tyler(AEROSMITH/Vo)なんですよ。

-そうなんですね!

Shin:世界で一番尊敬しているのはSteven Tylerです。学生のころからロック・スターへの憧れがあったんですけど、気づいたらメロデス・バンドをやってました(笑)。ヘヴィ・メタルはなんでも聴くし、メロデスを聴くのも演るのも好きですね。Veiled in Scarletでサポートをやっていたときも、自分のヴォーカル・スタイルとバンドの相性は最高だと思っていました。

-掘り返すようですが、Steven Tylerの魅力というと?

Shin:カリスマ性と、ロック・スター然とした立ち振る舞いですね。かっこいいです。

-Jon Bon Jovi(BON JOVI/Vo)ではなく?

Shin:「It's My Life」までは好きだったんですけど、今のJon Bon Joviはそんなに(笑)。それからどんどん激しい音楽が好きになりました。ほかにはPANTERAからDOWNを聴いて、それからCORROSION OF CONFORMITYも聴くようになりました。スラッシュ・メタル四天王(※METALLICA、SLAYER、MEGADETH、ANTHRAX)、ジャーマン・スラッシュ三羽烏(※SODOM、KREATOR、DESTRUCTION)も聴いてるし、マニアックなところだとREVOCATIONとか、かなり幅広く聴いてます。

-おふたりで音楽の話をすることは?

Shin:あまりしないですよね?

Keija:しないね(笑)。若いころは音楽的にいろいろ吸収しようと思ってラウド・ミュージックをたくさん聴いていたけど、最近はあんまりそういうのがなくて。メタルを聴いてメタルを作ったら、フォロワー感が出ちゃうと思うんですよ。なので、メタルじゃないところから何か得ることが多いですね。

-というと?

Keija:ジャズ、ボサノヴァ、タンゴ、クラシックとか、全然違うジャンルを聴くことが多いんです。音楽性の幅を広げようと思ったら、メタルの枠内だけではこじんまりすると思うんですよ。だから、別のところから引っ張って、融合させようと。最近、何聴いてる?

Shin:やっぱり基本ロックが好きなので、北欧系のTHE HELLACOPTERS、IMPERIAL STATE ELECTRICとかもすごく好きです。あと、最近はMONSTER TRUCKというバンドを聴いてます。たまたまCD屋で見つけて、ジャケがめちゃくちゃかっこ良くて。CORROSION OF CONFORMITYよりカラッとしてて、良かったです。

-ちなみに、Shinさんがヴォーカリストで影響を受けた人は?

Shin:最初はCHILDREN OF BODOMのコピバンをやっていたので、Alexi Laihoとか。ARCH ENEMYだと、Johan Liivaの時代が一番好きですね。それと、CARCASSとか。王道のメロデス系の人が好きですね。でもライヴでは、"俺はロック・スターだ"と信じて疑ってませんね(笑)。

-ステージングはあくまでもSteven Tylerだと?

Shin:そうです、そこは譲れないです(笑)。