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INTERVIEW

LOKA

2016.04.06UPDATE

2016年04月号掲載

LOKA

メンバー:Kihiro(詩) KEN'ICHI(鼓) SIN(弦) Miro(絃)

インタビュアー:荒金 良介

-LOKAは音楽的に"EDM(エレクトリック・ダンス・メタル)"というジャンル名を掲げているじゃないですか。今作はラウドとエレクトロの要素がどちらにも偏りすぎず、両方の良さを取り入れながら、このバンドにしか出せないカラーが出てるところが素晴しいです。

SIN:それを聞いてホッとしました(笑)。

KEN'ICHI:そこはプロデューサーのruiさんのさじ加減もあると思いますね。それも最終段階で7曲に絞ったのが良かったのかなと。

-最終的にどんな曲が残ったと思います?

KEN'ICHI:並び順を考えたときに、ハマりが悪かったり、浮いて聴こえる曲はハズしたんですよ。曲数は7曲だけど、全体的にまとまりはあると思いますね。

kihiro:個人的な意見で言うと、歌が残ったなと思います。やはり聴かせることをみんな意識したし、歌がしっかり伝わる曲が残ったなと。

-今作は歌メロも抜群にキャッチーですもんね。

kihiro:今回は僕だけじゃなく、メンバーがメロディを作った曲も多くて。作曲もそうだけど、作詞も大変でしたね。

SIN:日本語が増えたからね。

kihiro:友達にも相談しましたからね。"日本語でどう伝えればいいかな"って。日本語ヘタだから(笑)。あと、日本語を入れようと思ったときに、もっと伝えたいという気持ちが強くなりました。

-それは英語で歌ったときには出てこなかった感情ですか?

kihiro:前作の「TSUBASA TRIGGER」で初めて日本語を入れたんですけど。それをライヴでやったときに、"あっ、伝わるんだな"と。それがシンプルな答えでした。それなら俺目線ではなく、客目線で考えたいなと。それで頑張って日本語を入れました。かっこいい/かっこ悪いじゃなく、伝えたい気持ちと、歌ってほしいという気持ちだけで書いたんです。売れたいからという安易な理由ではなく、本当に伝えたいという気持ちが強くなりました。

-今作で日本語がグッと増えたのは、そういう理由なんですね。

kihiro:まだまだ俺の中で日本語は挑戦だけど、"これが俺の武器だ"と言えるように頑張りたいです。

KEN'ICHI:以前は"日本語なんて絶対歌わねえよ"なんて言ってたんですけどね(笑)。

kihiro:それもEVOLUTION(進化)です!

-そんなに日本語の歌詞を書くのは嫌だったんですか?

kihiro:恥ずかしいというか。たまに変な日本語を使うと、メンバーにクスッと笑われるんで、やっぱり俺は日本語がヘタなんだという劣等感に駆られちゃって。今はかっこいい日本語詞を書けるようになりたいですね。

KEN'ICHI:日本語が入ることで、聴いた人もイメージしやすいですからね。

Miro:歌詞に意味があるなら、日本語で伝えるのが当たり前だと思うし。英語/日本語と両方使えるのはいいですよね。

-とりわけ、「CALLING」(Track.3)は日本語の割合が多いですね。

kihiro:もともと格闘技イベントに使用される予定だった曲で、それに沿うような歌詞にしたんですよ。この曲は最初の方に録音したので、日本語をもっと入れようという気持ちに火が点いたころに書いた曲です(笑)。

-歌声もエモーショナルですね。

kihiro:そうですね。俺個人の話になるけど、ラウドに関してはそのジャンルが始まった時代を体験しているから、いろんなラウドを知ってるわけですよ。今は自分にラウドがまとわりつくのが嫌になっちゃって、もっと違うものを提示したいなと。"EDM(エレクトリック・ダンス・メタル)"と言っているのも、何かひとつ抜け出したい、単純に人と違うことをやりたいというアーティスト魂があるからなんです。「CALLING」で日本語を使うことで、自分もバンドも新鮮味を感じられました。まだ完全ではないけど、やっとこういうものじゃない?という納得できるものが掴めた感覚はありますね。

-歌詞の内容に関して変わってきた部分は?

kihiro:わりと自分の日常を書く癖が強かったけど、誰かに向けて手紙を書くような気持ちが強くなりましたね。日本の曲は伝えようとするものが多いけど、海外はパーティーのことや、酒のことなど、どうでもいいことも歌いますからね(笑)。そういう曲も好きだけど、"日本語で"と考えると、メッセージ性の強い歌詞を書きたいなと。今回は自分のことより、人に向けた歌詞になってます。

-「CALLING」にある"その両手は壊れ続け夢を掴む"という歌詞も熱いですね。

kihiro:バンド人生を送るうえでも、他の仕事でも一緒だと思うけど、小さいものを掴んだと思っても、また手からこぼれ落ちたりして。人生には上がり下がりがあるじゃないですか? そういう意味で諦めない気持ちが大事だなと。バンドをどれだけ続けられるのか......それは1番の恐怖ですからね。でも一生やっていきたいと思っているから。この曲にはそういう気持ちを込めてます。