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INTERVIEW

キバオブアキバ

2014.11.04UPDATE

2014年11月号掲載

キバオブアキバ

Member:ふとし (Vo) みつる (Ba)

Interviewer:米沢 彰

-Track.2「はかせをめざせ」はマスタリング前の音源をリリース発表時にフリーで公開されていましたが、これはどなたのアイディアだったのですか?

ふとし:キバオブアキバ製作委員会からアイディアをいただきました。"フリー・ダウンロード、いいじゃん"と思いました。

-「はかせをめざせ」のマスタリング前の音源を聴いて、これまで通りの音作りでそれはそれでちょっと期待を裏切られた感じがしましたが、実際のリリース音源では、再録の曲も含めて、今作では全体的にモダンな音作りになりましたね。マスタリングでこれまでと変えたところはありますか?

みつる:今回、マスタリングのみ別のスタジオでおこないました。今までの作品はメンバーが全員立ち会っていたのですが、今回はメンバーは僕のみの立ち会いでおこないました。いつもは皆が各々意見を出して収拾がつかないことが多かったのですが、今回のマスタリング・エンジニアの金森さん(MIXER'S LAB)がものすごく僕やバンドの意を汲んでくださる方だったのでほとんどお任せ状態で、正直こちらは何もしてません(笑)。

-全体のサウンドは変わりましたが、基本的な個々の音はサスティンを抑えたサウンドでこれまで通りの路線を踏襲していますね。この生っぽくて垢抜けない基本的なサウンドは元から意識して作っているのですか?

みつる:基本的に音源ではライヴで人力で再現できることしかやってないつもりです。だから自ずと生っぽいし垢抜けないサウンドになっているんだと思います。僕たちってライヴで同期を入れているとよく勘違いされるんですが、一切同期は入れていません。実際同期を入れたら楽そうだし、浅井(Samp/Vo)いらないなって思いました(笑)。あと今作は、サスティンを抑えてムスティンを多めにしました。(意味深)

-ちょっとインタビューの枠を離れてしまいますが、例えばEDM的なもっとデジタルでバキバキの音だったり、アニソンやボカロ的なエレクトロ・サウンドを取り入れる方向への発展もあっても面白そうですが、そういった話はバンド内でも出ないですか?

ふとし:できないからやってないだけで、できる人が入ってくれたらやろうと思います! 誰か~!

-今のライヴでの編成を教えていただけますか?

ふとし:おなじみふとし、昆陽、みつる、馬場、浅井、そしてサポート・ギターのシャドウボーイさんとOh,ほうじの7人でライヴをやっています。

-今作のリリース以降の予定を教えてください。

みつる:今作のリリースに伴って、"キバオブアキバ製作委員会presents ONE CLICK WONDER 「YENIOL」RELEASE SHOW"を12月7日(日)渋谷GARRET、12月14日(日)京都GROWLYの2日間で開催します。あとは、それ以外にもいくつかライヴが決まっていますので@maxwell326(みつる個人Twitter垢)をフォローしてください。(ステマ)

-1stフル・アルバムをリリースして、バンドのキャリアとしてはひとつのマイル・ストーンを達成したと言って良いと思いますが、次の目標や野望は見えていますか?

ふとし:ご当地ヒーローのテーマとかやりたいんですが、バンド名に地名入れちゃったからまじでミスったッス。

みつる:いつか、キバオブアキバ単独でアニメソングを担当したいです。あと、歴史の教科書に載りたいです。

-最後に、激ロック読者へのメッセージをお願いいたします。

ふとし:僕らの記事に限らずフリー・ペーパーとかしっかり読んでる人は常にアンテナ張ってて信頼できるので、やりかたや専門は違ってもいつか合流できるようYUMEMITOL。

みつる:ここまでご拝読いただいたみなさまありがとうございます。おかげさまで1stフル・アルバムを出すことができ、ライヴ遠征なども増え外出する機会も多くなりました。外は危険がいっぱいでめげそうになることも多いのですが、みなさまと各地でお会いできることを楽しみにしております。どうかこれからも清きクリックをキバオブアキバにお願いいたします。