－今智絵さんが言ったように、今作では歌詞に日本語を取り入れている曲がありましたが、自然な感じで取り入れていますね。特別な意図とかはあったんですか？

長尾：喋れんけど英語の曲が大好き、でももっといろんな人に聴いてほしいなっていう時にそんな多くは入れてなくってもワン・フレーズの日本語詞があるといいかなと。

清水：もう聴いてもらったバンドマンから"あの日本語のとこめっちゃ良い"って凄い来るもんね。"ビックリした！"って。

－特に今後は全編通して日本語の曲を作るとかいうことはなく？

長尾：そういう気持ちになったら作るかな、そういう抵抗があるわけじゃないです。

--今作『East Enders』と前作『NIGHT AND DAY』の間に流通を通さない自主盤『JOHN DOE』を発表していましたが、その時点で今作を視野に入れていたのでしょうか？

長尾：一旦新しいメンバーになった時の音源を作りたくて、本当はそこでメンバー・チェンジがなければ、もう今の音源になっていたと思う。とりあえず今のメンバーでいち早く音源を出したくて流通を通さないでやったっていうか。

清水：もう何もやってない期間が長過ぎて音源も出してないし......音源出してぇ！って。リリース・ツアーとかやりたいし。

－今回レーベルをZESTONE RECORDSから、TRUST RECORDSの姉妹レーベルであるTONIGHT RECORDSに移してますね。

長尾：前もZESTONE RECORDSとTRUST RECORDSと半々でやってて、TRUSTは地元だから近いっていう、今でもZESTONEとも良い関係で、今回の相談とかもしましたね。

--前作『NIGHT AND DAY』のアート・ワークについては元メンバーのエグチさんが手掛けておりましたが、今作はどうだったのでしょうか？

清水：今作はLiVERSEの木戸修平さん（ex-RIDDLE / LiVERSE Design）ですね。エグチさんにもやってほしかったけど忙しかったみたいで。

－先ほども話に出ましたTrack.7「My Love」には特別な思い入れがあるとのことですが、どういった内容の曲なのでしょうか？

長尾：あの曲ができたタイミングがちょうど前のリリース・ツアーが終わって、いろんなことに感謝しつつっていう時期で、前のメンバーが抜けるって時にやりだした節目の曲ですね。

清水：なので思い入れはありますよ、ちょうど激動の時期に仲の良いバンドが解散して、ディスモニもメンバーが辞めることになって、そこからやらない時期があって迷走してました。

長尾：まぁそれはあれだよ、活休前、シンディー（新堂）が入って固めてから、平松が入ってまたやりだした。

清水：あれ歌詞とかで悩んだ時期はあったけど他の曲とは違って曲の土台の所は一瞬でできたよね。コード進行超簡単だし。売れてる曲はコード進行が簡単なんだとか言い出して（笑）。

長尾：これだよって！バラードが好きなんですよ。