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INTERVIEW

THIS MORNING DAY

2011.11.01UPDATE

2011年11月号掲載

THIS MORNING DAY

Member:長尾健太郎(Gt) 清水智絵(Ba&Vo) エグチノブオ(Dr) 岩井佑樹(Gt) 坂中亮太(Vo)

Interviewer:山本 真由

-まずは、ニューEP『NIGHT AND DAY』のリリースおめでとうございます!
激ロックでは初インタビューになりますので、簡単にバンドの紹介をお願いします。

健太郎(以下K):ありがとうございます!僕たちは2007年結成の5人編成のロック・バンドです。結成当時は僕とノブオ(Dr)とそれから別のメンバーで活動していたのですが、メンバーチェンジを繰り返して、2010年に智絵(Vo&Ba)を迎えてようやく今の形態に落ち着いた新人バンドです!お手柔らかにお願いします(笑)。

-これまでに多くのコンピレーションに参加したり、フリー・シングルをリリースするなどして、今回満を持してのEP発表という事ですが、本作はこれまでの活動の集大成的なものということなのでしょうか?

K:コンピレーションに関しては、お誘いを受けた作品に全部参加してたらリリースもないのにコンピレーションに大量参加してるバンドになってました。フリー・シングルは完全に狙ってましたね!リスナーもそうだし、関係者の皆さんにも聴いてもらいたいなー、と。そしたらZESTONE RECORDSにお誘いをいただいて…今の編成になって間もないですが、本作は結成初期段階からいるメンバーからしたらこれまでの全てを注いだ作品になっています。

智絵(以下C):私は加入して気付いたらリリースする流れになっていました(笑)。

-タイトルの『NIGHT AND DAY』は、バンド名と相反するというか、対になっているようで面白いですね。どういった意味が込められているのでしょうか?

ノブオ(以下N):ジャケットは僕が制作しているんですけど、曲のイメージとデザインを重視して仮でタイトルをいくつか挙げていったら、田口社長に長すぎると言われまして (笑)。田口社長が“こんなんどう?”って持ってきたタイトルが 『NIGHT AND DAY』で。曲の感じとバンドにも合ってるし、みんな“あー、いいね!”って納得してそのまま付けることになりました(笑)。

-本作の中でもTrack.2の「A Signal Of Good Night」は特に、WAKING ASHLANDやDREAM STATEのような美メロと、男女ツイン・ヴォーカルのハーモニーというTHIS MORNING DAYの武器がマッチして、清々しいエモさを醸し出していますね!
この楽曲からスタートしてもテンションが上がりそうですが、1曲目に敢えてインストのナンバーを入れることで、より期待感が膨 らみます。曲順やアルバムの構成にも、拘りはあるのでしょうか?

K:WAKING ASHLANDやDREAM STATE!!大好きです!曲順についてですが、僕が楽曲を書いているんですけど、気付いたら1日についてのこと、季節のことばっかり書いてて。ミーティングの時に、じゃあそれもコンセプトとして1枚のアルバムで一貫性を持ったものにしよう。そのまま季節ごとに曲順で並べようよ、って並べてみたらこんな感じ だったんです。そしたら案外ライヴもイメージしやすい流れになって、“インストも入れちゃう?”みたいな感じで。

清水智絵(以下C):インスト、私が作ったんですけど、これ作るために鍵盤買いました!

-思い入れの強い楽曲や、制作時に特別なエピソードのある楽曲はありますか?

K:どの曲にもそれぞれ思い入れがありますね。僕は1曲を作るのに割と時間がかかっちゃう方なので。あえて挙げるなら8曲目の「Good Bye,This Day」ですかね。本当はこの曲を収録する予定ではなかったんですけど、曲順を並べてみたらどうしてもこの作品をまとめる1曲が欲しくなって、急遽作りました。

C:急過ぎてレコーディング中にも田口さんに相談してメロの譜割を考えたり。

N:仲が良いARUというバンドのメンバーに頼んで数日前に同期を作ってもらったり。

坂中(以下S):レコーディングで言うなら僕は田口さんに発音が悪いって怒られて大変でした。

岩井(以下I):僕はレコーディング中はずっと寝てました。

-歌詞に関しては、どういったことにインスピレーション得て制作されているのでしょうか?一貫したメッセージはあるのでしょうか?

K:僕は本を読むことが多いので、表現の仕方としてはそういったところから影響を受けているものが多いのですが、一番のインスピレーションを得られる場所は、やはり日常だと思っています。日常はドラマよりもドラマティックって言いますし。だから一貫したメッセージというかその時その時感じた僕をそのまま表現してます。

C:出た!長尾健太郎ワールド!

坂中(以下S):だから、詩が出来上がった時に説明されるんですけど、理解が難しいです。