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INTERVIEW

THIS MORNING DAY

2011.11.01UPDATE

2011年11月号掲載

THIS MORNING DAY

Member:長尾健太郎(Gt) 清水智絵(Ba&Vo) エグチノブオ(Dr) 岩井佑樹(Gt) 坂中亮太(Vo)

Interviewer:山本 真由

-また、楽曲の完成度の高さや、演奏の繊細さなど、“完璧主義”的なサウンドにも感じられたのですが、制作にはどれだけの時間 を掛けられたのでしょうか?

K:繊細ですか!嬉しい~!長尾健太郎ワールド繊細!案外アバウトなんですよ!僕が曲とメロのイメージは固めるんですけど、それをスタジオに持って行ってみんなが好きにアレンジするので…

ノブオ(以下N):アバウトに伝えてくるので、僕が持ったイメージのドラムと、健太郎のなんとなくイメージが違うことがあってよく困ります。

C:曲が完成しそうでも、あ、そこ違う!とか言われるもんね!

岩井(以下I):そんな感じでだいたい1曲1か月くらいはかけてるんじゃないかと思います。

-そして、やはりTHIS MORNING DAYと言えば、“日本人離れ”した独特のメロディのセンスですね。私も初めて聴いた時は、日本のバンドだと思わず聴いていました。“洋楽っぽさ”というのは意識して作曲されているのでしょうか?

K:意識しています!せっかく英語で楽曲を演奏しているならこだわりたいなーって。

S:海外のアーティストが大好きなので、それに近づきたいとは思います。

C:USとかUKとかAUSとかはジャンルの括りでみんな一線でやってるのに、日本だと邦楽、洋楽の括りになっちゃうじゃないですか。日本人でも洋楽にはなれないですけど、エモメロの括りでそういったバンドと一線でやれるようになりたいなって思ってます。

-また、海外バンドとの共演も数多く経験されていますね。昨年・今年と2年連続で出演したBEYOND[THE]BLUE tourは、THIS MORNING DAYと音楽性の近いシーンにいるバンドが集まっているイベントだと思うのですが、メタリック・ハードコアのDEATH BY STEREOや、メロディック・ハードコアのTHE STORY SO FAR、パワーポップ・バンドのTHE WELLINGTONSなど、多岐に渡るジャンルのバンドと共演している印象を受けました。ご自身では、THIS MORNING DAYはどういう位置付けにいるバンドだと思われますか?

K:ジャンルで言うなら僕たちはエモメロかなと思うんですけど、いつもやっているシーンでいうとあまり同じようなバンドがいないんです。だからこそメロコア、 歌もの、ハードコア、メタルコア、ガールズ、本当に色んなバンドさんとやらせてもらう機会にも恵まれて、僕たち自身はやりたいことが決まっているけど、やるシーンはどんなところでも良いというか。結局受け取る側はリスナーなので、ジャンルとか関係なく沢山の人に見てもらって良いと思ってもらえたら良いと思うんですよね。

-共演したバンドで特に印象深いと感じたのはどのバンドですか?

K:バンドというか、印象深いのはBEYOND[THE]BLUE tourでしょうか。あのイベントに出演したことによって、それまで揺らいでいたバンドのスタンスも固まって、自分たちがどうしていきたいかが解かった気がします。

-共演してみたいバンドや、影響を受けているバンドはどんなバンドですか?
メンバー皆さんで、それぞれ影響を受けているジャンルは異なるのでしょうか?

K:僕はTHE GET UP KIDSとか初期エモ、歌ものを中心に聴いてきましたね。

C:私はもともとハードコア、いや、B級ハードコアみたいな早いのばっかり聴いてました。キッズだったんで、モッシュもしてましたよ(笑)。

N:僕は初期PUNKから入りましたね。

S:僕はメロディック!外人のメロディックです!

I:ビジュアル系を聴いてきました。

K:それは僕も入口がそうでした。僕らの年代はみんな聴いてきたよね。

-また、地元(名古屋)のシーンで共感を覚えるバンドや、仲の良いバンドにはどんなバンドがいますか?

K:全然ジャンル違いのバンドばっかり仲良いですよ。メロコアならPipeCut WeddingやBACK LIFT、04 Limited Sazabysが仲良いし、歌ものならARU、ハードコア/メタルコアシーンは今度共同イベントを行うa Soulless PainやThe Darkness of LUCIFERが仲良かったりします。共感できることといえば、みんなアホだってことくらいです(笑)。

S:それ最高です!

-これからリリース・ツアーも控えていますが、意気込みなどお願いします!

K:THIS MORINNG DAY初めての正式音源となる『NIGHT AND DAY』は自分たちでも本当にいいモノが出来たと皆さんに自信をもって紹介できる作品となっています。これからリリース・ツアーを回って全国各地のまだ出会ってない皆さんに出会いたいし、皆さんにも僕らの音楽に出会って欲しいなって思います。

I:各地でおいしいモノを食べたいです!