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INTERVIEW

SUNSET BUS

2014.03.11UPDATE

2014年03月号掲載

SUNSET BUS

Member:SATOBOY (Ba/Vo)

Interviewer:荒金 良介

-"狼に育てられ、草原を走り回る"という歌詞はぶっ飛んでます(笑)。

曲の作り方がキーワードから広げるみたいな形で、当時のドラムが"この曲はウルフマンやな"って、めちゃくちゃなことを言うドラマーやったんですよ。俺らの歌うメロディがそういう風に聴こえたのか、"ロンリー・ウルフや!"って言い出して。それから歌詞を作ったんですよ。結局どっち目線なのかわからないけど(笑)、そのまま行こうって。それもレコーディングしながら、笑ってました。

-この曲は三線も入ってますよね?

TEPPEIのおじいちゃんか、おばあちゃんが沖縄で、お父さんも沖縄に移住してるんですよ。彼の家に行くと、お兄ちゃんや妹も三線を弾くんですよ。大阪の尼崎は沖縄の人も多い地域なんですよ。よくライヴでもTEPPEIのお兄ちゃんが三線を弾きに来たりして、今回はTEPPEI自ら三線を入れました。

-それと「My Sweet Home」も面白い曲ですねえ。

実家が火事になっちゃって、メジャー時代のアルバムのボーナス・トラックに「My House is Burning」という曲を入れたんですよ。曲を作ったときは家が燃えてなかったけど、今回改めて録るときにもう家は燃えてるしなあと思って、その部分を語りで入れようと。みんな無事やったし、家が燃えたのもネタにして、ええかなって(笑)。

-はははは。あと、改めて「today」は名曲ですよね。最強にシンプルなのにかっこいい!

自分でもええ曲やなあと思います。ああいうタテノリもなかなかなかったし、やりたいなあと思って。ライヴでどんな反応になるのか、楽しみですね。最近はこういう曲調もないし、今のお客さんにも伝われば気持ちいいなって。

-今作のレコ発もあるんですよね?

3月にあって、6月15日には初の野外イベントをやろうと思ってます。服部緑地野外音楽堂という場所で、手作り感溢れるアットホームな形でやれたらなと。野外イベントをやってくださいとよく言われてたので、このタイミングでやってみようかなと。で、SUNSET BUSのオリジナルも9月には出したいし、このツアーが終わったら、レコーディングに取りかかろうと思います。それでもう1段上がれるようにいいアルバムを作りたいですね。

-最後にベタな質問ですが、SATOBOYさんにとって3.6MILKとは?

青春の真っただ中を過ごしたバンドですからね。3人がすべての力を注いで、人生を謳歌した充実した時期でしたからねえ。それでまたSUNSET BUSとしてカヴァーできるのも嬉しいし、今思い返しても、苦しいこともいい思い出やったし、ええ人生やったなって。だから、これからの未来もすごく楽しみなんですよ、このCDがどう受け入れられるのかなって。年を取るごとに楽しみが広がっていく感じですね。40歳になろうと、人生を楽しみたいし、今回のように青春を噛み締めることで、また違うものを吐き出せたらいいですね。

-未来に向かうためのエネルギーをもらえた感覚ですか?

そうですね。(3.6MILK時代の)曲も普通にやって?と言われたら、普通にやると思います(笑)。