INTERVIEW
PERIPHERY
2014.03.14UPDATE
2014年03月号掲載
Member:Jake Bowen (Gt)
Interviewer:ムラオカ
-2012年9月のインタビューで、Jakeが"近いうちに必ず来日するよ"と言っていましたが、ようやく実現しましたね。今の気持ちを教えてください。
とても素晴らしい経験だった。以前日本に行ったことがあって、日本の国や人々や食べ物が大好きだったので、PERIPHERYと戻って来られて、大歓迎されて最高だった。SCREAM OUT FESTに出演でき、clubasiaでヘッドライン・ライヴもできたしね。
-日本に先週土曜日の朝到着したそうですが、ちょうどその日の東京は20年に1度の大雪でした。ビックリしたんじゃないですか?
全然(笑)。地元も冬でいつもより雪が降っているので、寒かったけど雪景色を見るのは素敵だったよ。
-新作EP『Clear』を引っ提げての来日ですが、この作品に関していくつか聞かせてください。いつ頃から制作を始めたのでしょうか?
それぞれの楽曲はバラバラに作ったけれど、昨年の9月にレコーディングをしたんだ。
-プロデューサーのTaylor Larsonはどういった方でしょうか?
Taylorは「Feed The Ground」と「Parade Of Ashes」の2曲をエンジニアしていて、MattとSpencerがその2曲をそれぞれプロデュースしている。Taylorはメリーランド州、ベテスダにオーシャン・スタジオを持っていて、2012年に『Periphery II: This Time It's Personal』のレコーディングをしているよ。
-この作品はTrack.1「Overture」以外、メンバー6人がそれぞれ1曲ずつ作曲して1枚の作品として完成していますね。このアイデアはどういった経緯で形になっていったのでしょうか?
DEFTONESのStephen Carpenterが元々のアイデアをくれて、各自で曲を作り、この特定のメロディック・テーマをどの曲にも組み込んだ。
-それぞれの楽曲制作にはお互い他のメンバーは全くタッチしていないのでしょうか?
Spencerはいくつかの曲でヴォーカルを入れている。Markと僕はMishaと一緒にレコーディングして、Nollyは1人でレコーディングしたんだ。
-例えばドラマーのMattが作った「Feed The Ground」はやはりドラムが、ヴォーカルのSpencerが作った「The Parade Of Ashes」はヴォーカルが中心にと、それぞれ自分の担当している楽器、パートが最も映えるような楽曲と感じましたが実際のところいかがですか?
特に意識しているわけじゃないけど、できるだけいい楽曲を作ろうとしただけだよ。
-「Zero」、「Extraneous」がそして「Overture」を入れると7曲中3曲がインストゥルメンタルだったりと、非常に実験的な作品だと感じたのですが実際のところそういう意識はありましたか。
イエスとノーだね。さっきの質問で答えたように、みんな良いと思っているような曲を作ろうとしているだけなんだ。
-『Clear』というタイトルが意味するものは何ですか?
それはアートワークもなく、バンドの中のそれぞれのソングライターに注目したかっただけだからさ。
-1stアルバムと2ndアルバムの間にも『Icarus EP』というEP作品をリリースしましたね。あなたがたにとってEPとはフル・アルバムとはまた異なるフル・アルバムでは表現しきれないサウンドや企画を表現する場所なのでしょうか?
僕にとって、EPはフル・アルバムとフル・アルバムの間にリリースして、新鮮なアウトプットがあることによって、僕たちが次のフル・アルバムに取り組んでいる間、バンドに対するリスナーの興味が失せないようにしているんだ。