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INTERVIEW

NOTHING TO DECLARE

2013.05.14UPDATE

2013年05月号掲載

NOTHING TO DECLARE

Member:Mas Kimura (Vo/Gt)

Interviewer:ムラオカ


-NOTHING TO DECLAREはメンバーそれぞれいろんなバンドの経験があると聞いていますが、その辺りを教えてください。

ギターのYoshi君が元々Don’t Turn Awayというバンドで3、4年ギターを弾いていたんですが、僕が海外で活動している時に知り合って、その後Don’t Turn Awayとは日本に帰ってきてからも対バンしました。ベースのMasa君は元々LIBERAL5、その後LBERAL3になったバンドですけど、J-ROCKよりのバンドでベースを弾いていて、出会ったときは凄いインパクトのある人だなと。ドラムのMustumi君は僕のシンガポール時代の先輩なんです。高校の時に一緒にライヴをやらせてもらったりもしてて。その時から僕はずっと好きだったんですけど、彼が日本に帰ってしまって連絡取れなくなって、一時連絡が途絶えてしまって。で僕がずっとシンガポールでSAW LOSERってバンドをUNIVERSAL MUSICでやってたんですけど、日本のUNIVERSALからもリリースしてもらえることになって。そうやって日本での僕の活動もちょっとずつスタートして。でSAW LOSERが活動休止になった時に、日本のシーンに興味があったのでやりたいなと思って1人で帰ってきました。その時にYoshi君と会って飲んでる時に僕のプロジェクト・バンドとしてやっていたNOTHING TO DECLAREをやろうよって言ってくれて、Yoshi君がMasa君を紹介してくれて、僕はMutsumi君みたいなドラムいないかなと探していたら友達が見つけてくれて。ちょうどいいタイミングでこの4人が集まったので、じゃあこの4人でやっていこうとなって始まりました。

-ちなみにSAW LOSERはいつまで活動していたんですか?

2009年ごろまではやってましたね。

-その時もNOTHING TO DECLAREは、並行してプロジェクトとして存在していたのですか?他のメンバーさんもいたんですよね?

はい、僕個人のプロジェクトとして進めてました。最初シンガポールで始めた時は2人日本人のメンバーがいたんですけど、仕事や大学の進学で海外に出てしまって、1人で進めつつ、ライヴに誘われる度に他のバンドから呼んできて、オールスター的な遊び場みたいなプロジェクトでしたね。

-では2005年結成ということですが、当時のNOTHING TO DECLAREと現在のNOTHING TO DECLAREはほぼ別物ですか?

そうですね、みんなの中では別物ですね。2012年スタートのNOTHING TO DECLAREというバンドだと思います。

-音楽性は当時と今では違いますか?

当時は僕の脳みそから出てくる音楽だったので、そこに統一性はあったと思います。今はそれの延長で曲を作って、プラスみんなの要素が入ってくるという感じなので、凄く広がってるし、聴いてても楽しいし、僕も書いてても楽しいですね。

-NOTHING TO DECLAREという名前をあえて続けていこうというこだわりがあったのですか?

僕のなかで始めたものを途中でまたヌルっと止めてしまうのが嫌だってのもあって、それプラス前の楽曲もちょいちょいやりつつ続けようかということで、みんなも“そうしようよ”って言ってくれたんです。

-2012年の現メンバー4人が集まる前の楽曲も入ってるんですか?

今回のアルバムには入っていないです。

-第2期NOTHING TO DECLAREを広めるのにmaximum10のコンピが大きな役割を果たしてると思いますが、反響はいかがですか?

周りが凄いメンツだったので、僕らはダークホース的な感じで入れてもらって嬉しかったですね。最初から聴いていくと26バンド中25バンド目なので、みんなの中でちゃんと印象に残ってるのかな?っていう不安はあるんですけど。でも聴いてくれた人は“めちゃくちゃいいよ!”って言ってくれて。“あ、聴いたよ”ではなく聴いた人は好きっていう、そういった意味では好きになってくれる人は凄い好きになってくれるんだろうなって思います。

-SNS上での反応はありましたか?

ありました!Twitter上で“このバンド誰!?”とか“凄い好き!”とかオススメしてくれる人もいたり、リリック・ビデオ出してからは更に“初めて見た、これかっこいい!”って言ってくれる人もいて、凄い実感が沸いて僕らもやってて良かったなと思ってます。

-ちなみにmaximum10のコンピはどういうきっかけで参加が決まったんですか?

僕が日本に帰ってきてFACTやPOP DISASTER、あと僕の兄貴がHEAR FROM HEREってバンドをやってたんですけど、その当時に大阪のシーンのいろんなバンドと出会ったので。ENDER、POP DISASTERとか。DRIVE FARも対バンしたことがあって。sfprのSGさんは個人的に凄いお世話になったりとか、FACTは物販やったりもしてるんですよ(笑)。そんなこんなで周りの人たちから声をかけてもらって、レーベルの方からも“出ない?力貸して”って言ってもらえて“じゃあぜひやらせて下さい!”って感じで。結構周りのネットワークというかその中の流れで僕らも呼んでもらった感じですね。