INTERVIEW
TONIGHT ALIVE
2012.03.06UPDATE
2012年03月号掲載
Member:Jenna McDougall (Vo)
Interviewer:ムラオカ
-話は変わりますが、MUMFORD & SONSの「Little Lion Man」を『Punk Goes Pop 4』にてカヴァーしていますが、この曲をセレクトした理由を教えてください。またTONIGHT ALIVE流アレンジのポイントを教えてください。
夏にLAでレコーディングをしている時にちょうとこの曲がラジオでひっきりなしにオンエアされている時だったの。私自身この曲には楽しい思い出がたくさんあるから、『Punk Goes Pop 4』の候補曲リストにこの曲を発見した時は、“これだ!”って思ったのよ。私たちが普段制作している曲と全然違うタイプの曲だから、そういう意味でもこの曲をカヴァーするのはすごく楽しかったわ。私たちが得意としているヘヴィさポップさを曲の良さを損なわないように表現したつもりよ。
-「Little Lion Man」を実際にライヴで演奏することはありますか?
まだ演奏したことはないけど、将来することもあるかもね!
-2011 Fearless Friends TourをBLESSTHEFAL、MOTIONESS IN WHITE等と回りましたがいかがでしたか?他の出演バンドがかなりヘヴィなバンドが多かったのでやりにくくなかったですか?
やりにくいというより、毎日楽しくてしょうがなかったわ!このツアーを行っている時はシーン自体がかなりヘヴィなサウンドよりだったから彼らとのツアーは必然的なことだったと思うの。私たちはポップ・パンクも好きだけれど、ヘヴィなバンドも好きだから彼らと演奏できのはすごく光栄だわ。同じレーベル・メイトだから前から交流はあったんだけど、このツアーで更にみんなと仲良くなれたしね。
-以前のインタビューでTHE DEVIL WEARS PRADAのライヴを観て自分たちのステージを見直したとおっしゃっていましたが、それ以降ライヴを観て感銘を受けたバンドはいますか?
最近の私たちは他のバンドの影響より、自分たちのオリジナリティをステージで表現するのを意識しているんだけど、SENSES FAIL、RAGE AGAINST THE MACHINE、RED HOT CHILI PEPPERS、MISSION IN MOTIONのライヴは見ていて楽しいし、ためになるわね。彼らがステージ上で醸し出すエナジーとヴァイヴがすごく好きなの。
-あなたがたがステージに立つ際、パフォーマンスをする際に意識していることがありましたら教えてください。
リラックスすることね。お客さんが何を求めて来ているかを理解して、それを表現することもすごく大事だわ。
-結成時の2008年から3年強、メンバー・チェンジなくずっと変わらぬ5人でやってきていますね。バンドは家族のような存在なのでしょうか?うまくやっていく秘訣を教えてください。
実は過去に一度ドラマーが交代しているの。うまくやっていく秘訣は、しかるべきメンバーとちゃんとした目標や理由を持ってバンドをやることね。私たちはプライベートでも親友同士だから、バンドに関わらず一緒に過ごす時間がただ単に楽しいし、バンドを続けていく上で大事なことだと思うわ。
-メンバーの内、女性が1人ということで大変だと感じることはありませんか?
みんなはそう思うかもだけれど、全くそんなことはないの!今はこのメンバーでいるのが心地よくてしょうがないわ。ツアーを経て更にみんなの絆も深まったし、お互いのことを更に深く知ることができたから、男女間を超えてみんなとは繋がっている感じなの。
-あなたがたにはアパレル・ブランド、So So Happyがサポートについていますが、So So Happyとの出会いについて教えてください。
So So Happyは他にも多くのポップ・パンク・バンドをサポートしていて、ネット等を通じて私たちもサポートしてもらえるようになったの。So So Happyのスタッフはみんな最高でおもしろいから、服もスタッフもすごく気に入っているわ!
-実際にSO SO HAPPYを着てライヴを行うことはあるのでしょうか?
最近はあまり着ていないけど、以前は良く着ていたわね。彼らにとっては良い宣伝になったと思うわ(笑)!
-オーストリアのパンク、ロック・シーンの現状を教えてください。
ちょっと前まではヘヴィなバンドが多かったんだけど、最近はまたポップなバンドが増えてきているから、更にシーンが活気づいてくると思うわ。
-前回のインタビューで一度お聞きしていますが、今一度教えてください。TONIGHT ALIVEの将来の目標を教えてください。
できるだけ多くの楽曲とアルバムを制作して、それらと共に世界中をツアーすることよ!