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INTERVIEW

FOO FIGHTERS

2011.03.31UPDATE

2011年04月号掲載

FOO FIGHTERS

メンバー:Dave Grohl(Vo&Gt)

インタビュアー:山本 真由

-音楽活動以外に、今回の作品に影響を与えたことは何かありましたか?

正直に言うと、俺の人生には二つのことしかないんだ。家族と音楽。それだけさ。それ以外にはあまりないね。音楽をやってツアーに出る。これが俺にとっての最優先事項で、これが俺のやりたいことのすべてさ。俺の身体が問題なければ、毎晩だってライヴをやりたい。今は声が枯れてるけど、昨日3時間叫びっぱなしだったからね(笑)。それで家に帰れば、俺にはもう家族しかない。子供が二人いるし、母親も姉も妻の家族もみんなが近くに住んでいるんだ。重要なのは、この二つがそれぞれお互いを強くしているところなんだ。俺は音楽をやって人生が美しいものになった。音楽のおかげで俺は幸せになれるし、満たされた気持ちになれる。だけど家族と子供がいなかったら、ここまで幸せにはならなかったんじゃないかな。以前は射撃をやったり、何かモノを集めてたりしたけど、たいしたものじゃない。だから人生は二つだけなんだ。FOO FIGHTERSはフルタイムの仕事で俺がボスなわけだから、こいつを動かしていかないといけない。ライヴ、インタビュー、ビデオの編集、ミーティング、ブッキング……すべて好きでやってるんだ。俺はスゴい幸せ者だよ。

-前作『Echoes, Silence, Patience & Grace』以来、暫く活動休止期間がありましたが、一定のブランクがあったことで、サウンド的にもメンタル的にも変化はあったのでしょうか?

そうだね。確かに活動を休止したことで気持ちがリフレッシュされた。THEM CROOKED VULTURESから得た刺激と同じぐらい新鮮な気持ちになれたよ。ウエンブリー・スタジアムのライヴはオレたちのキャリアにおいて大事な節目となった。オレたちにとってウエンブリーってすごく重要な意味があったからさ。当時のオレたちはバンドとしてすごくのっていたから、そのままレコーディングに又入ってしまう勢いでもあった。だけどそれまでに間髪入れずにアルバムを立て続けにリリースしていたから、必要性があったとか、プレッシャーに負けそうだったから活動休止したわけではなく、逆にバンドを長く続けるためには休むべきだろうと判断したんだ。(がむしゃらに働き続けることによって)致命的な問題に直面する前に、例えば誰かが脱退したいと言い出す前に、もしくはファンに飽きられる前にね。そういう意味で必要な活動休止期間だったんだ。

-既にシーンに確固たる地位を築いているFOO FIGHTERSですが、これからチャレンジしたいことや目標はあるのでしょうか?

う~ん、例えば今日はインタビューで“アルバムの交響楽団バージョンをレコーディングしたいと思わない?”って聞かれたけれど、それって・・・例えばやるとなったら必要性があるからやるわけではなく、それができる立場だから試してみるだけのことになってしまう。不自然だ。そこなんだよ。俺たちは数年間に一度というペースでアルバムをリリースしているけれど、そのアルバムの存在理由がなければリリースできない。当たり前だけど良い曲は必要だし、質の良いレコーディングもしなければならない。アルバムのコンセプトや存在価値も必要だ。それがバンドとしての仕事だし、だからこそオレたちは毎回、自分達を一から作り直している。“良いアルバムを何枚も出しているから、今回はそこそこのアルバムをリリースしてツアーするぞ”では通用しない。それがバンドの使命なんだって忘れてしまう人もいるかもしれない。毎回、新鮮な気持ちでアルバム制作に取り組まなきゃいけないんだ。それは大変な作業だよ。楽しいし、やりがいはある。でもそれが俺たちのチャレンジだ。“レゲェに挑戦してみたい”なんて安易に言うのは違うと思う。まあ、状況によってはそれがアリの場合もある。突飛過ぎないチャレンジも必要だし。でもバンドとしての最大なチャレンジは毎回、気持ちを新たに良い作品を生み出すことだよ。

-最後に、FOO FIGHTERSの来日を持ち望んでいる激ロックの読者に、メッセージをお願いします。

日本に行くのはいつも楽しみにしている。早くライヴで行って、できれば新作から全曲演奏したいね。ライヴ向きの曲ばかりなんだ。近々来日を果たすよ!