INTERVIEW
EACH OF THE DAYS
2011.03.07UPDATE
2011年03月号掲載
Member:NORIO(Vo) MAKO(Dr) TOTSU(Gt)
Interviewer:ムラオカ
-それはどういうところが(笑)?
分かんないですけど(笑)。
-大丈夫だったって言われたのは何が大丈夫だったのですか?
M:ずっと、緊張してて喋れなかったんですけど、段々慣れてきて喋りかけたんですよ。“HOWLLING BULLって、昔から1つですか”とか質問したりとかして、ほんで、思ったよりも社長が若かったんで、“ハイスタとかのHOWLLING BULLの時のHOWLLING BULLなんですか?”とか聞いたら、“何言ってんの?”って言われて。“なんか会話が変だよね、大丈夫?いつもそんな感じで喋んのか”とか言われて(笑)。
T:あとは、小杉さんが名古屋に来た時に、遠くから歩いてきて、あっ、来た来た来たって思ったら、NORIOを通り過ぎて俺に“あ、お疲れちゃーん!”(笑)って俺んとこ来て、NORIO思いっきりスルーされて(爆笑)。
-ベースと間違われたけど、インパクトは強かったみたいな(笑)。
T:そうそう(笑)。
-アルバムの話しに入りますが、EPを録ったのは名古屋でしたっけ?
N:はい。
-EPと比較すると音のダイナミックさや立体感が格段にアップしていますね。
完成したサウンドを聴いて皆さん自身の率直な感想を教えてください。
N:そうですね、紆余曲折ありましたけど(笑)。最初録る時に1stだから、そのまま情熱をぶつければいいから、それをあとはなんとかするからみたいな感じで。切り貼りして作るとか、そういうことじゃなくて、通して楽曲をぶつけていくだけ。音作りもそういう感じでしたし、レコーディングした雰囲気も、そういうダイナミックさとかのバンドのカラーをなるべく出せるようにって考えてやりましたね。
-ギターとしてはどうですか?メタルコアとかハードコアというより、スラッシュ・メタルのギターの雰囲気とか質感が強いなと感じました。
TOTSU(以下T):もう、満足です。やっぱりレコーディングを通して、ライヴの音作りっていうのが勉強になりましたね。リフとかってなってくると、自分のずっと聴いてきた音楽っていうのもあると思うんですけど、音質っていうのは割とエンジニアさんとみんなで擦り寄せた部分はあると思います。ただバック・ボーンは完全にスラッシュ・メタルですよ。
-アルバムのトラックの半分以上が再録ですが、そうなると、曲としては一回出してる訳じゃないですか。再録ということで意識したことはありますか?
T:EPの時に出した時と若干アレンジは変わってると思います。アルバム全体を通してライヴ感を出したかったっていうところもあるんで、前のEPとは全然違うテンションだとは思いますね。
N:ライヴ感もそうだけど、EPの時はカチッカチッと綺麗に録っていくことを意識してたんで、今回はアレンジもして、更にサウンドも変えて、全く同じではないよということを心掛けましたね。そのまま録ったら意味ないんで。以前のは、オートチューン使って、多分ラスベガス(Fear,and Loathing in Las Vegas)より前だと思うんですけど…。
一同:(爆笑)
N:先駆けたんですけど、みんなすげぇやってるから、やれねぇじゃんって。ちょっとやろうとは悩んだんですよ。当時やってたことをやらないようにとかしましたし。他のアレンジも変えて、今回の方が生っぽく録って重ねたりとかも結構多めにやっています。
-ドラム的にはありますか?
M:なんだろう(笑)なんなんだろう…。
-1つはさっき出ましたけど、バッキング・ヴォーカルをやったことですよね?
M:あたしの最初の、ちっちゃい時の夢は歌手になることだったんです。いろんなバンドをやってたんですけど、いつかコーラスとかで歌いたいなと思いながら、なかなかやれずにきてたんです。自分からも特に言わないけど、歌は大好きやったんで、小杉さんに言われた時は“やりまーす!!”みたいな感じで(笑)。
-ある意味歌手の夢が叶った(笑)?
M:みたいな気持ち。はい。
-実際ドラムを叩きながらライヴってどうですか?
M:結構叩く時に、パフォーマンスは、女のドラマーやから、大きく見せたいっていうのがあったんで、いっぱい腕を振ったりとか、大きく見えるように叩くことをしてるんですけど、プレイ中にマイクにあたって、せっかく入れたコーラスを、今日は聴かせるぞと思っとんのに、気付いたらないんですよ、マイクが(笑)。それで最後の方は怒ってパーンってやってやりましたけど(笑)。