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INTERVIEW

NEW BREED

2010.10.06UPDATE

NEW BREED

Member:Toyo (Vo) Tama (Gt&Prog) Tommie-B (Ba) Mark (Dr)

Interviewer:ムラオカ

- 激ロックです。先日の激ロックFESへの出演ありがとうございました。
激ロックFESに出演してみていかがでしたか?

一同:たくさんのお客さんの前でプレイできて、本当に楽しかったです!!

- 1stフル・アルバム『Heart racing moments for all Lovers & Haters』リリースおめでとうございます。1stフル・アルバムが完成しての今の気持ちを教えてください。

Tama:やっと終わったーって感じです。でも最高に楽しかったですよ!

- NEW BREEDが今まで作品をリリースしていなかったって言うのは正直ビックリしたのですが、今までリリースがなかったのはなぜでしょうか?

Tama:大人の都合ってヤツです(笑) 音楽業界ってのは恐ろしい所だな~って痛感しました。後は御想像にお任せします!

- 『Heart racing moments for all Lovers & Haters』とは非常に長いタイトルを付けられましたね?このタイトルを付けた理由を教えてください。

Toyo:今回のリリースまでの時間の中で、良い部分も悪い部分も全部含めて、僕たちはいろいろなことを経験してきました。

“Heart racing moments”というのは、胸が躍る瞬間という意味なんですが、今回収録された全ての曲が、今までの経験の中での、そういった場面のことを歌っています。
僕らにとっての“Lovers & Haters”、つまりNEW BREEDを取り囲む全ての人たちへ、その瞬間を届けたい、また、どのような状況であっても、そういった瞬間を大切にしようぜ!というメッセージを込めています。

- アルバム・ジャケットもタイトルにリンクした雰囲気を感じさせますね?

Tommie-B:VERSUS Round 2のアートワークも手がけているMaxillaにお願いしました。彼らがNEW BREEDというバンドのイメージからデザインを具体的に提案してくれたのですが、とても気に入っていますよ!!

- A SKYLIT DRIVE、ALESANAを手掛けたJamie Kingによるミックスが2曲収録されているということですが、どの曲がJamieのミックスによるものでしょうか?

Mark:Versus Round 2に提供した「Immune to anything but you...」と、先行配布音源の「Distant... Closer, yet apart」の2曲です。既にチェック済みの方は、是非ミックスの違いを効き比べて欲しいです。

- マスタリングをニューヨークの名門スタジオ「Sterling Sound」のエンジニアで、SENCES FAIL、ALL THAT REMAINSなどを手がけたRyan Smithによるものだということですが、実際に上がってきたものを聴いていかがでしたか?

Tommie-B:迫力のある音になって返ってきましたよ!今回は、ミックスの段階から日米のプロの音の違いを実感できたので、とてもいい経験になりました。それは一概に音の良し悪しじゃないのですが、結構ステレオタイプ的に国民性の差が出る音作りなんだなと。やはり迫力という部分では、アメリカ人の方が得意な気がします。

-「Immune to anything but you...」はキラー・チューンですね。個人的にこの曲にはノックアウトされました!ポップなメロディからギアが入れ替わってのブレイクダウンは非常にクールですね。この曲が出来た経緯を教えてください。

Tama:「Immune to anything but you...」はVersus Round 2の担当者から出来れば録り下し音源が欲しいと言われたので、焦って作りました!正直な所、ちょっとした意識改革がありましたね。強力なライバル達に打ち勝つ為の強力なキラー・チューンが必要だって思いで挑んだら、すらすら出来ました。音楽的にはBLACK METALとEMOとエレクトロの要素を取り入れて出来た曲です。

- また今までのNEW BREEDにはブレイクダウンが入るというようなイメージはなかったのですが「Immune to anything but you...」で試みたのは何故でしょうか?

Tama:バンドで曲を作る際は、曲の展開や歌メロを意識的に大切にしているのですが、今回は展開的にブレイクダウンという要素は外せないなと。

- また「Ruling Ground」ではデスメタル・バンド、ニュースクール・ハードコア顔負けな極悪なリフが出てきますが、その後の展開ではエレクトロでポップな展開とアルバムの中でも最も一曲の中で落差が表われている曲ですね。「Immune to anything but you...」もそうですがバンドに制約を設けずどんどん新しいことにチャレンジしようという気概を感じますが、そこら辺はあなた方自身意識していますか?

Toyo:”新しいことにチャレンジ”は常に意識しています。
どちらかと言うと、曲を作っていく段階で、どうあがいても必然的にそういった方向性になってしまってますね。