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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

SKILLET

2009.11.24UPDATE

2009年12月号掲載

SKILLET

Member:John Cooper(Vo&Ba)

Interviewer:ムラオカ

-はじめまして。激ロック(gekirock.com)といいます。
インタビューよろしくお願いします。

よろしく!

-Skilletは日本国内でCDが一般的に流通することになったのは『Collide』からなのですが、デビュー時と今を比較すると音楽性はだいぶ変化しましたか?

そうだね。俺たちがAtlantic Recordsに移った頃(『Collide』)から音楽性が昔と比べて少し変わったかもね。『Collide』以降、楽曲に弦楽器や、女性ヴォーカルとのハモリを取り入れるようになったね。

-それ以降、Skilletの音楽は以前と比べて更にへヴィなものとなりましたか?

一概には言えないね。ただ、今作は前作と比べてよりへヴィになったと思う。

-アルバム『Awake』リリースおめでとうございます。
セカンド・シングル「Monster」はU.S. Mainstream Rockの16位にランクされましたね? 今までで最も上位にランクされた曲になりましたがこの結果に満足していますか?

ハハハハハ(笑)。Skillet史上最高のランキングだからすごく嬉しいよ。だけど満足はしていない。なぜなら俺たちはトップ10を目指しているからなんだ。これからトップ10に入らなかったら俺はキレルぜ!トップ5に入らなかったら化け物(Monster)になってスタジオを荒らしてやるぜ!っていうのは冗談だけど(笑)、やっぱりスマッシュ・ヒットは嬉しいね。

-また個人的にファースト・シングルの「Hero」が好きなんですが、この曲は非常にメロディもキャッチーでアグレッシヴなサウンドからLINKIN PARKと比較されることはありませんか?

俺はLINKIN PARKの大ファンだから、俺たちの楽曲は確かに彼らの影響を受けているよ。だけどリスナーはそれにあんまり気づかないみたいだな(笑)。どちらかというとEVANESCENCEと比較されることが多いよ。俺はLINKIN PARKが本当に大好きなんだ。ラップはやらないけどね。ラップの代わりに俺たちは男女ヴォーカルというスタイルをとったんだ。

-ラップはやらないとおっしゃいましたが、ラップはやらないのですか?それともやれないのですか(笑)?

ハハハハハ(笑)。俺はラップの才能はゼロなんだ。もし楽曲にラップを入れたら絶対に誰もそのCDを買わないと思うね。日本でも絶対に売れないこと間違いなしだよ(笑)。

-この度、初めて日本盤がリリースされることになりました。おめでとうございます。
今の気持ちを教えてください。

ありがとう!今回が日本のリスナーに向けて史上初のインタビューなんだけど、すごく嬉しいし、すごく興奮してるよ!友達みんなに自慢したいくらいだよ!日本に俺たちのアルバムを聴いてくれている人がいるなんて信じられないよ!今は本当に最高の気分だね!

-日本では『Awake』の輸入盤がかなり順調に売れているみたいですよ。
このことはレーベルの担当者から聞いていましたか?

ワォ!ホントに!?全然知らなかったよ!今初めて聞いたよ!すごく嬉しいね!!

-日本というとどんなイメージを持っていますか?また旅行などで日本に来たことはありますか?

日本に行ったことは一度もないんだ。俺は日本のテレビ番組や映画が好きで、よく観るんだ。だから日本についての知識やイメージは全部そこから来てるんだけど、それが正しいか正しくないか分からないから日本の人たちには笑われるかもしれないな(笑)
あと、実は俺の家の隣には日本から引っ越してきた日本人家族が住んでるんだ。彼らはとても優しくて、俺にすごくよくしてくれる。いつも「よかったらご飯でも食べてって」と言ってくれて、本当に優しい。いつも俺は満腹になるまでずっとひたすら食べてるんだけど、彼らは「もっと食べろ、もっと食べろ」って言うんだ(笑)。見返りを求めない優しさがあるよね。あと、彼らを見てると日本人ってすごく家族を大切にし、祖父母や老人を労わる気持ちがあるな、と思う。だから実際に日本に行ったことさえないけど、日本は大好きだね。

-今作からドラマーにJen Ledgerが加入していますね? 彼女が入った経緯を教えてください。

Jenはもともとイギリスに住んでて、俺の住む街に引っ越して来たんだ。日曜日に教会に一緒に行ったりしてるうちに友達になって。彼女がドラムをやってることは知ってたけど、当初は彼女がこんなに上手いドラマーだなんて全然知らなかったよ(笑)。Loriがバンドを脱退したあと、もうイケてる女ドラマーは見つからないと思ってたんだ。だけど俺とJenは元々友達だったから、オーディションを受けさせてみたんだ。それまで正直「こんな若くてキュートで優しい子がロックバンドでドラムを叩けるのか?」って疑ってたんだけどね(笑)でも叩かせてみたら彼女は実際すごかったんだ!その時に彼女は歌が歌えるってことも知って。けど「あたし歌が歌えるよー!」なんて誰でも言うだろ(笑)?それでJenがバンドに加入してから彼女の歌を聴いてみたら「これはイケる!」と思ったんだ。その時のインスピレーションから「Hero」は男女のハモリがある曲にしたんだ。