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INTERVIEW

THE USED

2009.09.14UPDATE

THE USED

Member:Jeph(Ba)

Interviewer:MAY-E

-アートワークもこれまでの雰囲気と大きく異なりますね。何を表現しているのでしょうか。

ジャケットのアートワークにはいくつか隠れた意味を持たせてあるんだ。この社会の権力に虐げられる皮肉(芸術)さ。誰もが嘘でいっぱいのゴミの山の中に入れられているような状況なんだ。でもテレビも音楽も映画でも、「奇抜な考えを持った人々」がたくさんいるんだよ。

-特にキッズに注目して聴いてもらいたい歌詞や楽曲はどれですか?

曲を作ってアルバムをリリースしているバンドは数え切れないほどいるわけだけど、本当に完璧なアルバムを出しているバンドはなかなかいないと思うんだ。このアルバム『Artwork』は、本当に完璧なアルバムに仕上がったと思っているよ。だからこのアルバムのことを分かってもらうには、アルバムの全曲をちゃんと聴いてもらいたいんだ。全曲で完結するアルバムだと思うからね。

-過去3作品をプロデュースしてきたJohn Feldmannの元を離れ、新プロデューサーを迎えていますね。これに関してクインは「新しいことを試したかったからだ」とコメントしていますが、それは具体的にどのようなことですか。

俺達は、“SCREAMO”って散々言われ続けていたジャンルの音楽を一度壊したかったんだ。そして“GROSS POP”という新たなジャンルの音楽を始めたかった。新しい曲を作っていく中で、それに見合った新しいアプローチが必要だなと感じたんだよ。

-Matt Squireをプロデューサーに迎えた理由は?また彼との仕事はいかがでしたか?

俺達はMattのことを最初に聞いたときは、彼のことをあまりよく知らなかったんだ。でもレーベル側から俺達に「ぜひ彼に一度会ってみて、気に入るかどうかを判断してほしい」って言われたんだ。最終的には彼が今回のアルバムを作るのに必要な人だってことが分かってとてもリラックスした感じで作業することができたよ。音作りや曲作りにゆっくりと取り組む必要があったんだけど、Mattは「できるだけ自然にできる」環境を作るように気遣ってくれたよ。

-1stシングル「Blood On My Hands」はMySpaceでも既に公開されていますが、ファンの反応はいかがでしょうか?

とても良い感じだよ。ファンの皆は今までの作品の中で一番なくらいにこの曲とPVを気に入ってくれているみたいだね。俺達もこの曲のPVはとても気に入っているんだ。危険で暗くて歪んだ感じにしたかったんだ。

-アルバムには、疾走感溢れる「Blood On My Hands」とは少し異なるスタイルの楽曲も多いですが、『Artwork』はファンにどのように受け入れられると思いますか?

そうだね。俺達にとって大きな一歩を踏み出せたと思っているんだけど、ファンの皆が俺達についてきてくれることを信じて、このアルバムをリリースしようとしているんだ。ファンの皆が『Artwork』を気に入ってくれると信じているし、そのチャンスをくれる人たちもいると思っている。それがこのアルバムを気に入ってもらう第一歩だと思うしね。是非ヘッドフォンをつけてアルバム全曲を聴いてもらいたいよ。

-『Artwork』は新たなTHE USEDの方向性を示しているようにも感じますが、バンドにとって本作はどのような作品でしょうか。

例えるなら、火星へ最初に降り立つバンドになる第一歩を踏み出したって感じかな。今までの作品よりもライヴに映えると思うよ。だからステージでパフォーマンスするのが待ちきれないほど楽しみなんだ。

-来日を心待ちにしているファンも多いですが、新作を引っ提げて来日公演の予定はありますか?

そうだな、来年の1月か2月か3月あたりにはまた日本に行きたいと思っているよ。もうすでにめちゃくちゃ待ちきれないって感じだ!!まだ日程は決まっていないけれど決まったらMySpaceとかのサイトで発表するよ。楽しみに待っててくれよな!!

Jepha (^_^)-b