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INTERVIEW

PROTEST THE HERO

2008.06.25UPDATE

2009年10月号掲載

PROTEST THE HERO

Member:Rody Walker(Vo)

Interviewer:MAY-E

-皆さんのマイスペースについているFlash Flash Revolutionがとても面白かったのですが、メンバーの皆さんやられているんですか?

実はやらないんだ。僕はGuitar Heroのファンじゃないんだよね。持っているんだけどさ。でも、あれに少しでも似たものは全て退屈と感じるよ。僕の注意力はすごく浅くて、色んなところに気がいってしまう。あまり一点に集中できないんだ。今でもインタビュー中にいろいろいじったり、ドリンクつくったりしてるだろ?(笑)

-あなた方のアーティスト写真やプロモーション・ビデオは凄く凝った作りになっていますよね。メンバー皆さんのアイデアを取り入れてあのような写真を撮っているのですか?例えば、最近の犬の写真とか面白いですね。

ああ、マスター・オブ・パピーズ!あれは僕らがコントロールできた唯一の写真なんだ。他はいつも写真家がアイデアを持ってくる。でも、多くの写真家は本当にいつも想像力が乏しくてクリエイティヴじゃないんだ。彼らは「胸を張って、君はマッチョマンだ!」とか、本当にくだらない事を言ってくるんだよ。だから僕らは「一日中たくさんの犬と遊べるのがやりたい」って提案したんだ。僕ら子犬が大好きだから、僕らが子犬に囲まれている写真を撮ってよって。

-だからあの写真だけ雰囲気が違ったんですね。

そうだね。最悪の写真家が多かったけど、いい写真家もいた。僕らがお互いを殴りあっている写真とかは凄くよく仕上がったと思うけど、大体の場合の僕らのプレス写真は最悪だよ!出来るだけタフに見せようとしているようなやつね。僕らなんて60キロぐらいだし、タフな男じゃないのにさ。

-プロモーション・ビデオも同様に監督によってコントロールされるんですか?

うん、大体の部分はね。でもいつも自分たちのアイデアは入れるし、基本的に最終的にどうあるべきかは僕らが決めるよ。でも、酷いビデオも何本かあってかなり恥ずかしい。そういうビデオは僕らが全くコントロールできなかったものだよ。僕らがコントロールしたものとしてないものはなんとなく分かるんじゃないかな。空を飛ぶ猿のビデオは僕らが凄く関わったし、僕らがレズビアンのヴァンパイアに首をかまれているやつは僕らは全くコントロールしなかったものだ。特にヴァンパイアのビデオは僕らのビデオの中で一番最悪なものだ。だから僕らは全く関係ないって事を強調したいよ。

-アートワークも同じことなんでしょうか?デザイナーさんが持ってきたものから一番イメージに近いものを選ぶのか、自分達でアイデアを出して作り上げるのか。ファースト・アルバムとセカンド・アルバムとでは雰囲気が違いますよね。

そう。それには大きな理由があるんだ。ファースト・アルバムのアートワークについては僕らには全くコントロールがなかったんだよ。あの仕上がりには僕らみんながっかりした、って言うのが適切な言葉かな。Keziaのあの花は世界一くだらないと思ってるよ。だから次のアルバムの時は完全にコントロールをしたかった。アートワーク製作を監督したし、どんな風になるか僕らが決めたよ。あのアートワークは全て僕らが決めたことなんだ。だから真ん中に僕らがこんな風(ポーズをきめる)に写っている写真がないのさ。