INTERVIEW
THE USED-Taste of Chaos2007-
2007.12.18UPDATE
Member:Burt(Vo.) / Jeph(Ba.) / Quin(Gt.) / Dan(Dr.)
Interviewer:MAY-E
-先ほどクインにも聞いたのだけど、ダンが加入してからのバンドの雰囲気はお二人から見てどうです?
Jeph(以下J):バンドのプレイもそうだけど、友人としてもこれ以上ないくらいにタイトで、一体感がすごく生まれてるって感じがしてるよ。素晴らしいことだね。
Burt(以下B):それは日本語でなんていうの?
-「一体感」ですよ。
B:イッタイカン!イッタイカン!
-昨日の名古屋のショーにチャダム(※サードアルバムのジャケットに描かれていた四角い顔のキャラクター)も登場していましたね。
B:うん、チャダムね。
-アメリカから連れてきたんですか?
J:うん、そうだよ。飛んできたんだよ!
B:いやいや、船に乗せてきたんだ!ここに来るために二ヶ月も前にアメリカを経ったんだよ。飛行機に乗せたら、あいつは頭がでかくて大変だからね(笑)
-そうですね(笑)そのチャダムをサードアルバムのイメージキャラクターにした経緯は?
B:俺たちは何よりもまず物事を変えたいと思っているんだ。音楽というものは、それぞれ人間が持っているエゴみたいなものを超えることができるすげーマジカルなパワーを持っているということを皆に何よりも教えていきたいと思ってるんだよ。それがチャダムによってうまく表現出来るんじゃないかなって思ったから、やつを使おうってことになったんだ。
J:実はチャダムにはライフストーリーがあって、それをアニメ化するっていう話が出てるんだ。ワーナーブラザーズスタジオがそのプロダクションにすでに入っていて、もう10話くらい出来てるんだよ。アニメ化のあとには映画化するかもしれないんだ!
-チャダムもそうですが、昨日のショー自体もカオティックで、アバンギャルドで・・・遊び心があると感じたのですが、一番気になるのはTHE USEDの今後の方向性なのですが。
B:俺たちが言うと皮肉っぽく聞こえるかもしれないけど、もっとメカニックな感じを減らして、オーガニックな方向にもっていきたいと思っているんだ。プロダクション的な、後で手を加える部分ってのをもっと削ぎ落としていきたいかな。今までの方向性とは逆になるかもしれないけど。
J:それと同時に、リアリティをもっと表現していきたいと思ってるよ。それによってバンドのサウンドは若干ダークな方向によるかもしれないけど、それでも遊び心は忘れずにいたいね!
B:必要なのは、ユーカリオイルとピーナッツバター「ジェリージャムジャミー」だね!(笑)