DISC REVIEW
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Bubble Babyがテーマとして掲げる、前人未到の新たなジャンル"B-BOY ROCK"を体現する最新EP。「TOKYO摩天楼」、「この道の果てで」等、様々な可能性を模索しながら独自のスタイルを形成していった昨年発表の楽曲に加えて、バンドの進むべき道が見えたなかで制作された、今年発表の楽曲が最新曲「最高JAM」を含めて4曲収録された全7曲入り。売れ線狙いとか、小賢しいこと一切ナシ。Rude-α(Vo)を中心に4人が魂をぶつけ合い、感情剥き出しで生み出した楽曲たちが聴く者の心にぶっ刺さる。ギリギリのせめぎ合いから生まれる楽器隊のグルーヴ、リアルな描写や感情を嘘のない言葉で放つRude-αの研ぎ澄まされたラップ。彼等は早くも"B-BOY ROCK"の1つの解に辿り着いたようだ。 フジジュン