海外での評価も高い東京拠点の5人組が放った4年ぶりとなるニュー・アルバムは、彼等のディスコグラフィの中でも特に多面的な魅力を持つ意欲作となった。Ayumu（Vo）の凶暴な咆哮が生み出す怒濤のブルータリティ、荘厳なオーケストレーションとツイン・リードによる、胸を焦がす慟哭の美旋律が迫りくる彼等らしさは健在ながら、メイン・コンポーザーのFreddy（Gt/Composer）によるエモーショナルなクリーン・パートの導入や、映画のサントラを思わせるドラマチックなインスト曲等、音楽的な冒険にも果敢に挑んでいる印象だ。日本のヘヴィ・メタル勢の層の厚さ、レベルの高さを如実に示しつつバンドの新たな旅立ちを予感させる、重要なアルバムと言えよう。 井上 光一
海外での評価も高い東京拠点の5人組が放った4年ぶりとなるニュー・アルバムは、彼等のディスコグラフィの中でも特に多面的な魅力を持つ意欲作となった。Ayumu（Vo）の凶暴な咆哮が生み出す怒濤のブルータリティ、荘厳なオーケストレーションとツイン
『THE FIRST FRISSON OF THE WORLD』（2011年）、『THE HIGHEST OF DYSTOPIA』（2015年）に続く第3作。今回の取材に応えてくれた不動の3人に加え、前作から加入のOlly（Ba）、技術面の
海外バンドのサポート・アクトや国内外フェスなどで場数を踏み、地力とクオリティを上げていったシンフォニック・デス・メタル・バンド、Serenity In Murder。衝撃性の高いライヴが評判となり、すでに国内デス・メタル・シーンでは名の知れ
止むことのない芸術性の追求！ Serenity In Murder、至高のニュー・アルバム『THE HIGHEST OF DYSTOPIA』をリリース！！
