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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

From Where the City Lights Burn

東京とLAの2拠点で活動するハイブリッド・ロック・バンド、ARKTAの1st EP。スクリーム/ラップとクリーンのツイン・ヴォーカルを軸に、洋楽ラウド/エモ由来のダイナミックなアレンジメントと邦ロック・バンドを彷彿させる繊細なメロディを融合させたサウンドは、懐かしくも新しいテイストだ。静と動の二面性で壮大な音像を作り上げるTrack.1、疾走感とエモーションを兼ね備えたTrack.2、女性ヴォーカルもフィーチャーしスケールの大きなサウンドを聴かせるTrack.4など個性豊かな全5曲は、聴き手の心に様々なドラマを描き、新たな日々を生きるための火を灯すような激しさと温もりに満ちている。2020年の始動から培われたエネルギーを爆発させた、挨拶代わりに相応しい1枚だ。 菅谷 透