DISC REVIEW
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元DREAM THEATER、現在はSONS OF APOLLOで活躍する超絶技巧キーボーディストの9年ぶりソロ作。Derek自身が熱狂的ギター・ファンということもあり、錚々たるゲストを多数招いた本作は、さながらドリーム・マッチの様相だ。Zakk Wyldeやバンド・メイトのBilly Sheehan(Ba/MR. BIG)と激しいバトルを繰り広げるTrack.1に端を発し、Steve Vaiと陶酔的な旋律を奏でるTrack.3、Derekがプロ・キャリアをスタートしたBuddy Milesの楽曲を盟友 Joe BonamassaとカバーしたTrack.6など、彼の足跡を凝縮したような内容に。名プレイヤーたちと鍵盤で見事に張り合うDerekのテクに改めて驚嘆。 菅谷 透