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DISC REVIEW

CATCH THE WAVE

GLORY HILL

『CATCH THE WAVE』

Release Date : 2016-05-25
Label : ジャパンミュージックシステム

CD : ¥1,815 → ¥1,643
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愛知県に居を構えるインディー・レーベル"TRUST RECORDS"に電撃移籍したGLORY HILL。メンバー2人の脱退を乗り越え、6曲入りのミニ・アルバムが完成。紙資料には"原点回帰の西海岸メロディック・パンク"と書いてあるが、そのままズバリな「CALIFORNIA」という曲もある。今作はバンドのルーツにあるカラッと明るく、爽快に突っ走るパンク・サウンドに焦点を絞った楽曲ばかり。シンプル且つ抜けのいいサウンドが心地良く、メロディはどれも親密さを強烈にアピール。夏の高揚感を運ぶ「Bitchin Summer」、歌心溢れるミディアム・テンポの「Candygirl」など、楽曲のバラエティも豊かでいい意味最後までツルッと聴けてしまう。ここからまたバンドがどんなふうに進化を遂げていくのか。期待したい。 荒金 良介

待ってました! 2年間の沈黙を破り、新体制で活動を再開したGLORY HILLの復活作! ブランクを感じさせない、溜めていたものをすべて吐き出した今作は、彼らが持つ疾走感、爽快感でいっぱいの西海岸メロディック・パンク・サウンドが健在。表題曲「CATCH THE WAVE」は、まさに原点回帰と言えるGLORY HILL節満載だが、彼らが今やりたいことを詰め込んだ再スタートに相応しいフレッシュさも感じさせる。他の楽曲でも、シンガロングやハンドクラップを煽るパートが盛り込まれるなど、ライヴ感を真空パックしたような内容で、聴き応え抜群だ。また、レーベルもメロディック・シーンを牽引する名古屋の"TRUST RECORDS"に移籍し、シーンの勢いを加速させる起爆剤になること間違いなし。改めて彼らの名詞代わりとなる1枚に仕上がった。 塩﨑 陽矢