MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

Koi No Yokan

DEFTONES

『Koi No Yokan』

Release Date : 2012-11-14
Label : ワーナーミュージック・ジャパン

ヘヴィ・ミュージック・シーンのカリスマ、DEFTONESが放つ7枚目のフル・アルバム。今作は『Koi No Yokan』(邦題:恋の予感)という日本人であれば思わず二度見してしまうようなラヴリーなタイトルが付けられているが、愛くるしいサウンドに方向転換するはずもなく、一聴してDEFTONESと分かる知的で美しいヘヴィネスが充満している。前作『Diamond Eyes』はChi Cheng(Ba)の事故によりアルバム制作を中断し、白紙の状態から新たに制作したというイレギュラーな制作過程であったが、今作はプロデューサーも前作同様Nick Raskulineczを起用し、腰を据えて落ち着いた状態で制作されている。そのためか今までの流れを踏襲しながらも、彼らならではの世界観は過去のどの作品をも凌駕している。 ムラオカ