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DISC REVIEW

This Might Hurt

THE TREATMENT

『This Might Hurt』

Release Date : 2011-08-03
Label : ユニバーサル インターナショナル

10代などの若い世代ほど、60’s~70’sのクラシック・ロックに初期衝動を感じる傾向はどんどん強くなっている。音楽的なことはもちろんだが、彼らにとっては現代音楽へのアンチテーゼでもあり、プロトゥールスでは再現出来ない、当時の“空気”が感じられる音質への愛着もあるだろう。そんな、平均年齢18歳という生粋のクラシック・ロック・キッズが送る『Thie Might Hurt』は、かの時代のロックへの憧れを衝動にしつつ、あまりにも完成度の高い楽曲群で現代のロック・シーンへ殴り込みをかけてきた。もちろん、単なるノスタルジーではなく、あくまで“今”、このビッグ・ロック・サウンドを響かせることの意義を感じさせる新鮮さを持ち合わせているのが大きな魅力だ。 KAORU