DISC REVIEW
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男3人+女2人という構成からなる、フロリダ出身のFIREFLIGHT。その歴史は99年から始まっており、これまでに2枚のアルバムをリリースしている。前作同様、プロデューサーにRob Hawkinsを迎えた最新作は、キャリアにとって最重要作となることは必至の、非常に完成度の高い内容となっている。バック・サウンドはラウド+ピュアメタルな感じなんだけど、メロディがポップな為、いい意味でヘヴィさを緩和させている。特筆すべきはやっぱりDone 嬢のヴォーカルなんだけど、耳の痛くないハイトーン・ヴォイスが心地よく、情感豊かだ。時折導入されるクラシック・ストリングスの音色、あくまでエモーショナルな曲群、なんだか懐かしい気持ちにさせられるんだけど、同時にハイブリッド。 KAORU