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COLUMN

MERRY ネロの全身全霊激コーデ vol.14

MERRY ネロの全身全霊激コーデ vol.14

春が来ました!! そしてこの連載をやらせてもらうようになってから2年が経ちました。僕はバンドをやりはじめてからもう人生の半分以上が経過しているんだけど、やっぱりバンドをやりはじめた当初の夢はドラムヒーローであり、ファッションリーダーでしたね(笑)。その2つが叶っているかはわからないけど、今でもその2つを楽しみながら追求しています!! だから関わってくれる人にとても感謝しています!! まだまだその目標に向かっている途中、ドラムもファッションも本当に奥が深いよ......何でもそうかもしれないけど、この2つに共通しているのは"決まりがないこと"だね。特にロックバンドでロックなファッションは個性的なほど魅力的だと思う。そんな僕にカルチャーショックを与えてくれたファッションブランドのひとつが「PUNK DRUNKERS」だ!! なんだろう......洋服に欲を求める時に"もっとこうだったら良いな"とか"もっと個性的が良いな"とかいろいろイメージしながらコーデを決めていくと思うんだけど、この「PUNK DRUNKERS」に関しては最初"何じゃこりゃ!?"という印象でした......(笑)。でもさ、好きなバンドとかもそうなんだけど、ハマるものって大抵自分の想像を遥かに超えているものだよね!! 僕にとって「PUNK DRUNKERS」はそんな存在です。ということで、今回は念願の「PUNK DRUNKERS」のデザイナー兼代表の"親方"こと里見親美氏と営業担当の"ジュントルメン"こと守谷さんとの対談が実現!! そして今回も僕の心強い味方、ゲキクロ店長のMAtSUくんの4人でお送りします!!



UNCOOL IS COOLでダサいはカッコイー


ネロ:あの......対談をはじめる前に一言お伝えしといても良いですか?

全員:はい。

ネロ:「PUNK DRUNKERS」が掲げているテーマって"UNCOOL IS COOL"で"ダサいはカッコイー"ですよね?

親方:はい、そうですよ。

ネロ:僕この連載で「PUNK DRUNKERS」の魅力に触れてからその魅力にもうどっぷり浸かってしまい、もはや"COOL IS COOL"で"めちゃくちゃカッコイー"なんですよ!!

親方:あはははは!! それは嬉しい!!

ネロ:なのでもはやまともな対談になるかわかりませんが(笑)。この機会なのであの数々の斬新なデザインのアイテムをどう生み出してきたのかを親方さんをはじめとする「PUNK DRUNKERS」の方々にお伺いしたいです。宜しくお願いします!!

親方:宜しくお願いします。

ジュントルメン:宜しくお願いします。

MAtSU:宜しくお願いします。

ネロ:まずこの「PUNK DRUNKERS」発足までの話を聞きたいんですが?

親方:まず、本当のはじまりは年に2回やってる、デザインやアートをやっていればプロでアマでも出演できる「アートイベント デザインフェスタ」という大きなイベントに出たんです。

ネロ:それってもしかして東京ビッグサイトで開催してるイベントですか?

親方:そうそう!!

ネロ:僕、今のバンドはじめる前の大昔に登録制のバイトでそのイベントのブースを仕切るパネルを立てにいきましたね(笑)。

親方:マジで(笑)!?

ネロ:はい!! ある意味行ったことあります(笑)!!

親方:ははっ!! そのイベントに出たのがきっかけなんだけど、その時はまだ俺は洋服は全然作ってなくて、シルバーアクセサリーを作ってたのね。指輪とかピアスとかネックレスとか。でもデザインで絵を描いたりはしてたからさ。それが90年代半ばの話かな。

ネロ:へぇ~。

親方:その「デザインフェスタ」ではネロくん達が立てたパネルで仕切られていろんなブースが出てるじゃん(笑)?

ネロ:はい(笑)。

親方:そこで俺はシルバーアクセをブースで出品してたんだけど、何よりも注目されててみんな買っていくのがTシャツだったのよ。やっぱり買いやすいしさ。

ネロ:はいはい。

親方:だから次はTシャツを出してみようと思ってさ。上野のアメ横で「Hanes」の3枚パックのTシャツあるじゃん!?

ネロ:あの数回着て数回洗濯したらわりとヘロヘロになってくるコスパ全開な素晴らしいTシャツですよね(笑)!!

親方:そうそう(笑)。アメ横中の「Hanes」の3枚パックを買い占めてさ!! それで自分達で印刷して次なる「デザインフェスタ」に100枚くらい持っていったのよ。そしたらなんと完売してさ!!

ネロ:ほう!!

親方:更に予約まで付いてさ!! もう自分でもびっくりだよ(笑)。

ネロ:ちなみにTシャツのデビュー作はどんなデザインだったんですか?

親方:それがね......(笑)。フロントに大きく"平常心"って書いてあって(笑)。バックプリントは赤ん坊同士がマウントポジションとって殴り合ってるやつ(笑)!!

ネロ:欲しい!! めちゃくちゃパンチありますね!!

親方:完全に平常心じゃいられない感じのTシャツなんだけどさ(笑)。あとはフロントに"国技"って書いてあって、バックプリントには相撲取りがいるんだけど、これがまた刺青が沢山入ってたりスパイキーでパンクな髪型してたりふんどしに沢山鋲が付いてたりさ(笑)。そこに英語表記で歌詞が書いてあるんだけど、それが水◯黄門のあの「あ◯人生に涙あり」の曲だったり(笑)。

ネロ:ブレてないっすね!! 当時から!!

親方:その後も洋服好きだったから自分でそのTシャツを着て原宿や渋谷の服屋に遊びに行ってお店廻ったのよ。そしたら当時恵比寿にブレーンバスターというお店があったんだけど、たまたまそこの店長が「それどこのTシャツ?」って聞いてきてくれて「自分達で遊びで作ったんですよ」って言ったら「もし良かったらうちで置いてみない?」って言ってくれてさ。

ネロ:運命的ですね。

親方:それがたしか98年くらいの話で、それが今の自分のスタートかな。バイトしながら実家でTシャツをお店におろしていたよ。



"あいつ"の誕生秘話


ネロ:世の中では世界ナンバーワンキャラクターはおそらくミッキーマウスなんですけど、今僕の中では間違いなく世界ナンバーワンキャラクターは何を隠そう「PUNK DRUNKERS」のキャラクター"あいつ"なんですよ!!

親方:それは嬉しい(笑)!!

ネロ:今の「PUNK DRUNKERS」のデザインは"あいつ"中心と言っても過言ではない"あいつ"の誕生秘話などあったら聞かせていただきたいのですが?

親方:"あいつ"ね......(笑)。"あいつ"いいでしょ(笑)!?

ネロ:はい、最狂にキャッチーです!!

親方:まず巷で"あいつ"はいろんな人に似てるって言われてて、特にオードリーの春日さんやエスパー伊東さんや鉄拳さんとかよく言われるんだけど、元々は「スター・トレック」っていうアメリカのSFテレビドラマシリーズに出てくるミスター・スポックっていう耳がとんがっててすごく頭のキレる宇宙人がいるんだけど、あれをイメージしてデザインを描いてたら"あいつ"が出来上がったんだ。それがブランド立ち上げて3年か4年くらいの話。最初は今でも使ってるロゴメインで"あいつ"は最初からいたわけじゃないんだ。

ネロ:最初から名前は"あいつ"だったんですか? "あいつ"って名前、めちゃくちゃキャッチーじゃないすか?

ジュントルメン:1番最初、データのファイル名が"目くぼみ男"とかじゃなかったですか(笑)?

親方:そうだ(笑)。名前どうしようとかいろいろ考えてたんだけど、やっぱこいつのキャラ良いな~こいつ? こいつ? あいつ!? みたいに徐々にというか、もう自然に"あいつ"になっていったね(笑)。