故Chester Benningtonの声が当時のままに蘇る！GREY DAZE、1997年に制作した幻のシングル「B12」のデモ・バージョンをリリース！

LINKIN PARKのヴォーカル、Chester Benningtonが90年代に地元フェニックスで組んでいたバンド、GREY DAZEが1997年に制作した幻の楽曲「B12」を当時のままにリリースした！
　
昨年にリリースされたアルバム『Amends』に収録されていたシングル「B12」は現代の技術を使って90年代に録音された音源を再構築、再録音を行ったものだった。今回リリースされた「B12_demo.1997.aiff」は、まるで巻き戻しボタンを押して、90年代半ばのフェニックスでChesterと彼の友人たちに合流したような気分にさせてくれるものに。Chesterの初期の音楽と彼が残した遺産についてのタイムカプセルであり、未来へ引き継ぐべき作品でもある。
　

Grey Daze - B12_demo.1997.aiff (Official Audio)
　
バンド・メンバーからのコメントは以下のとおり。
　
"20年前にChesterがこの歌詞の中で話していたことの多くは、私たちの現在の時代に本当に関係しています。このアルバムを聴くとよく分かるのは、言葉のひとつひとつに彼の感情が込められているということです。悲しみ、痛み、攻撃性、怒りなどがあります。彼が描き出そうとしている感情のすべてが信じられるのです。"
　
GREY DAZEは2017年に再結成、90年代当時のバンドには足りていなかったリソースなどをメンバーと共に再構築、再録音すると発表しリハーサルを行なっていたところ、同年7月20日にChesterが急逝。その後、残されたGREY DAZEのメンバーはChesterの未亡人タリンダや家族のサポートも得て、Chesterの意志を継ぎ2020年にアルバム『Amends』を完成させている。