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2021.09.24 19:00 | リリース情報
"SATANIC CARNIVAL 2021"、2デイズのドキュメンタリー映像公開!
6月5日、6日に富士急ハイランド・コニファーフォレストにて場所を移し開催した、パンク、ラウドロック、ハードコアの祭典" SATANIC CARNIVAL 2021"のドキュメンタリー映像が公開された!
■DAY1
"SATANIC CARNIVAL'21" DAY1
■DAY2
"SATANIC CARNIVAL'21" DAY2
今年は2年ぶりの実施となり、コロナ禍での開催に伴い、多くの点で制限のある形で行われたが、イベントによる感染者もなく無事開催された。シーンにとっても音楽の灯火を消すことなく開催されたフェスティバルの映像をぜひチェックしよう!
開催2週間後のイベント・プロデューサーI.S.Oからのコメントは以下のとおり。
サタニックが終了してから2週間が経過しました。
サタニックでのコロナ感染・クラスター(集団感染)はございませんでした。
これは出演バンド、オーディエンス、スタッフ、
会場、参加者全員がライブを守ろうという想いと、
これまで無事にイベントを実施してきた音楽業界の努力によって、成し遂げることができた結果です。そしてこの結果が次のライブ、イベント、フェスへと繋がっていきます。
本当にありがとうございました。
しかもサタニックで、
モッシュ・ダイブが無くてもバンドとオーディエンスが音楽で心を通わせ、
喜びに出来たことも本当に意味があったと思います。
私ごとで恐縮ですが、
開催前、当日、終了後も葛藤の日々でした。
これで良いのか?やるべきではないのではないか?もしクラスターが起きたら?
であれば、何もしないのか?
しかし、何度、自分に問い正しても
私が選ぶのは「やる」事でした。
理屈や感情では無く、
どうしたいかという意思でしか、
答えを出せませんでした。
人の希望や活力となる音楽をはじめとするエンタメは不要不急と扱われることがあります。
しかし、こうして感染対策を行った上で、人と人が力を合わせて、喜びや希望を創ることが出来る機会を、不要不急だと簡単に切り捨てるべきではないと考えます。
コロナ禍の制限の中で、
どれだけ我慢をし、疲弊しているか。
何のために生きているのかさえ、
見失う恐れさえあります。
これに対して
その生き様や音楽そしてライブで、
徹底的に希望を示してくれたのが、
ステージに立ってくれた出演バンドだったと思います。
そんな彼らはオーディエンスが居なければステージに立つことはできません。
私達には、音楽がある、ライブがある。
居場所がある。喜びがある。
これがどれだけ
人に安心感を与え、
生きていくための力を
与えてくれるでしょうか。
少なくともサタニックに出演したバンドとそこに居たオーディエンスは
それを確かめることができたと思います。
特に若い世代は、
ただただ楽しかったことでしょう。
これが後の人生において、
かけがえのない思い出となることを願っています。
私はサタニックを経て、
今後も音楽業界に許された最低限の活動の中で、
ライブという人生の糧を積極的に守っていきたいと強く思いました。
来たくても来れなかった方へ
皆さんが戻ってくるまで、しっかりと守っていきます。
各地で緊急事態宣言、まん防が発布されている中での開催であったため、
参加者のご家族・関係者、また医療従事者の皆様にはご心配をお掛け致しました。
音楽業界とオーディエンスは、こうして安全にひとつひとつイベントを実施していることをご理解頂ければ幸いです。
今後も様々なライブが無事に成功することを心から願っています。
From I.S.O