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LIVE REPORT

MOTION CITY SOUNDTRACK

2010.03.04 @赤坂BLITZ

Writer MAY-E

"Hello!!"
一人スポットライトを浴びて登場したJustin Pierre(Vo&Gt)がそう言うと、赤坂BLITZに集まったオーディエンスから歓声が沸き起こった。そのままニュー・アルバム『My Dinosaur Life』から「Worker Bee」をさらりとプレイ、MOTION CITY SOUNDTRACK4度目となる来日公演のショーが幕を開けた。オーディエンスは早くもヒートアップ状態に。その大歓声をうけて「アリガトーゴザイマス!」とJustinが笑顔で一言。

新作『My Dinosaur Life』の作風もあってか、演奏もパフォーマンスもますますダイナミックになったと感じる。中でもキーボードのJesse Johnsonは相変わらずタフである。ヘッドバンキングをしながら鍵盤を叩き、隙があればハンズクラップ。さらにはキーボードをがくがくと揺さぶり、踊り、客席を見てニカッと笑ったりする。もう目が離せない。力強いサウンドとそのパフォーマンスにつられるようにフロアも漲り、パワーポップバンドながらモッシュピットが発生するほどの激しさがあった。ダイブする女の子もたくさんいる。シンガロングも止まらない。

"日本語は難しいからすごくゆっくり言うけど・・・日本ニマタ来レテー、トテモー、ウレシーデス!"なんていうMCで掴みはOK。"イチ、ニ!イチ、ニ、サン、シ!"と日本語でカウントしてみたり、日本でお馴染みのガリガリ君のテーマを歌い出したりと、日本通もしっかりアピールしていた。言わずもがな突然のガリガリ君に会場は大爆笑。

「The Future Freak Me Out」「My Favorite Accident」など初期のナンバーから新たなテイストを盛り込んだ「Pulp Fiction」まで、トータル18曲で駆け抜けた1時間弱。ポイジティヴな感情が会場いっぱいに広がっていくこの上ない幸福感があった。ラストはMOTION CITY SOUNDTRACKの代表曲「everything is alright」をプレイ。盛大な盛り上がりを見せて幕を閉じた。


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