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LIVE REPORT

311 | PUNKSPRING 2010

2010.04.04 @幕張メッセ

Writer 山本 真由

記念すべき第一回のPUNKSPRING 06にも出演していた311が、またまたパンスプのメイン・ステージにやってきました!それ以降も、わりと毎年のように来日してくれているので、そのライヴ・パフォーマンスの上手さといったら、もう説明無用でしょう。
ミクスチャー・パンク番長の風格で登場したバンドは、初っ端からヘヴィなリフで始まる「Jackpot」でオーディエンスのテンションを上げる。それまでのバンドとは全く違うグルーヴィなノリで、311節とも言える胃にやさしい(笑)Nickのヴォーカルもまた魅力的に聴こえる。そして、お次は待ってました!の名曲「Come Original」!!P-Nutのベースはやっぱりカッコイイ。311は影響を受けているバンドとしてTHE CLASHやBAD BRAINSをあげているだけあって、レゲエを取り入れたミクスチャー・サウンドが印象的だが、311を"311サウンド"たらしめている根底にあるのは、やはりP-NutとChad(Dr)のリズム隊のグルーヴ・センスだろう。
私が個人的に凄く好きな曲「Feels So Good」では、カッティング・ギターとアッパーなビートがまさにFeels so goooood!!そして、「Applied Science」のこれまた311らしいラップのかけあいと、歪んだギターが、さらにP-Nutのベース・ソロが入ってなおso good!!!
"ビートに乗ってジャンプしてくれ!"と、勢い良く始まった「Livin' & Rockin'」では、途中Chadのドラム・ソロで、一気に盛り上げ、その後なんと全員でパーカッションを叩くという圧巻のパフォーマンスも見せてくれた。いやぁ、本当にこのバンド、匠です!!
そして「Creatures」「Down」と最後まで完璧な演奏だった。
新旧織り交ぜた、というか殆どのアルバムから一曲ずつやったんじゃないかというセットで、常に最盛期という311の凄さを見せつれられるショウだった。

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