MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

Drug Honey × majiko

2019.10.15UPDATE

2019年10月号掲載

Drug Honey × majiko

Interviewer:三木 あゆみ Photo by 新倉 映見

唯一無二の歌声を持つ、実力派女性シンガー・ソングライター majiko。ステージでの魅せ方やファッションにもこだわり、ファンを中心にファッション・アイコン的な存在にもなっている彼女に、ロック・ゴシックをテーマにし、モードに昇華したユニセックス・ブランド"Drug Honey"を着用してもらい、撮影を敢行した。インタビューでは、普段のファッションの好みから、服と音楽との関係性、また10月より始まる初の中国ツアーについてなど、話を訊いた。

-今回、"Drug Honey"のアイテムを着用していただき撮影を行いましたが、撮影はいかがでしたか?

とっても楽しかったです。服を着ると人の造形ってこんなに変わるんだなと。"やっぱり服ってすげぇ~"って思いました。

-楽しんでいらっしゃるのがすごく伝わってきました。"Drug Honey"のアイテムについて、最初はどんな印象を持たれましたか?

"え! どタイプだ......"と思いました。攻めているところとか。もともと、攻めているデザインの服が好きで。アシンメトリーやひらひらしたデザイン、イラストとか、世界観がとっても好きです。

-majikoさんは、ゆるっとしたシルエットの服をよく着ていらっしゃるイメージがあったので、今日着用していただいたものも本当に全部お似合いでしたね。普段はどんなファッションがお好きなんですか?

普段は、それこそアシンメトリーとか、長めの丈でストンと落ちるような形の服を好んで着ていますね。サルエル・パンツとかも好きなので、今日着た服とかは本当に全部好みでした。

-今回着用していただいたアイテムはmajikoさんご自身が選んだとのことですが、一番気に入っているのはどれですか?

えぇ~本当に冗談抜きで全部好みだなっていうのが正直なところなんですけど......ベルトが垂れ下がっている服()ですかね。私は顔が薄いので服は派手めなほうが合うんじゃないかなという、持論みたいなのがあって。自分で勝手に思っているんですけど。でも、そのベルトの服は黒一色だったけど、着てみたら"あ、いけんだ!"ってなって。デザインが精密に熟考されていて、本当にすごいなと。感動しちゃいました。

-それは実際着てみて気づいたことですか。

そうです。あの服を着て、少し自信がついた気がします。


「Darknight Sanctuary」
ヘムカットパーカー

¥8,980

シフォンフラップ縫い付け
†ポッケ有りワイドパンツ
¥5,980


ビックシルエット
ナイロンハーネスパーカー BLACK

¥4,980

タータンチェック柄xファスナー装飾
†縫い付きフラップパンツ
¥5,280

-ほかのものは、それぞれどんな理由で選ばれたのでしょうか。

チャイナ服()は、今度中国のワンマン・ツアー(10月18日から23日にかけて開催する[majiko PRESENTS "寂しい人が一番偉いんだ" RELEASE TOUR ~SALUTE YOUR LONELINESS~ in CHINA])があるので、これを機に着てみようかなという好奇心で選ばせていただきました。初めてああいうチャイナっぽい服を着たんですけど、すごくかわいかったですね。"こりゃあいい......"って。

-柄も中国っぽさがあって。

麻雀牌とかがいっぱい書いてあって、ボタンの部分もすごくかわいかったです。スカートのプリーツも光沢感も好みで。すっごく素敵でした。あとはこのパーカー()とかも、もともと長めでだぼっとしたものが好きだったので選ばせていただいたんですけど、もう予想を遥かに超えて、落ち着いています。生地もすごくいいですし、普段でも着たいなって思っちゃいました。今履いているこのズボン()もふりふりがついていて、好きですね。他の通販などでは売ってないものがたくさんあって、ほくほくしてます。

-majikoさんは、髪型やメイクなども含めて"自分らしさ"みたいなものを貫いているイメージがあるのですが、何かこだわりなどはありますか?

私は山口小夜子さんが好きなので、そういった彼女の世界観に自分的な感じを入れてやっていく、みたいなのが理想ですね。目元を赤くしているのもそういう影響だったりします。

-そうだったんですね。majikoさんのライヴで、前回のライヴの衣装と同じものを着ている方や、髪型を意識している女性ファンの方を見かけたことがあるのですが、やっぱりそういうのってステージからも気づいていますか?

はい、気づきますね。親族すらも声を掛けてしまいそうなほどの扮装というか、影武者感......。でも、ありがたいですね。私は結構ルーティーンが好きで、変化が苦手なタイプなんですよ。髪型とか変えるとドキドキしちゃうので(笑)、ずっとこのままなんですけど、なんとなくやった髪型をいいと言ってくれて、"私もやってみたい"と思ってくれる子がいるのはとっても嬉しいです。

-majikoさんがファンの方にとってのファッション・アイコンみたいなものになっているのかもしれないですね。

恐縮です......。

-"Drug Honey"のコンセプトが、"日常から非日常までを提案する"、"流行に流されない独自の世界観をお届けする"というものなのですが、majikoさんの音楽にも通じる部分があるのではないかなと個人的に思いました。

光栄です。ありがとうございます。

-そういう"独自の世界観"というところで共感できる部分はありますか?

はい、ありますね。ひとつの核を持って突き進むというのは本当に魅力的だし、人の心を揺さぶるものだと思うので、私も突き進んでいきたいなと思います。