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INTERVIEW

GOOD4NOTHING

2016.10.12UPDATE

2016年10月号掲載

GOOD4NOTHING

メンバー:U-TAN(Vo/Gt)

インタビュアー:荒金 良介

-この曲で歌っているのは大きな意味での愛ですよね。歌詞はプライベートを曝け出してますよね?

ショート・チューンばかりを入れたアルバム(2011年リリースの7thアルバム『It's shoooort time!!』)のときに、ひらすらライヴの1日を書いた歌詞もありましたけどね。

-"I became a dad(俺は親父になって)"という歌詞はちょっと意外でした。今まで隠してるつもりはなく、そこも自然な流れですかね?

うん、やっぱり自分の子供に教えられることも多いから。

-今、子供は何歳になるんですか?

5歳ですね。しつけというか、子供を叱ることも大事やけど、俺もちゃんとせなあかんなって(笑)。ウチの子供は男の子なんですけど、感覚的には友達というか、かっこいいところを見せたいんですよね。兄弟とは違うけど、めっちゃ仲のいいバンドマンみたいな感覚なんですよ。こいつには負けたくないし、絶対かっこいいところを見せたいみたいな。本気で一緒に遊べますからね。

-いいお父さんですね。あと、歌詞では自分の小さいころも振り返ってますね?

食事のときに"野菜残したらあかんで"って子供に言うけど、俺も親に言われてたなって。泣きながらピーマン食ってたときの味を思い出したんですよ。これからいろんな経験をすると思うけど、それが人を成長させると思うから。

-"永遠に続く物なんてない/愛は伝えていかなくっちゃ"(日本語訳)の歌詞には具体的にどんな思いを込めているんですか?

例えば戦争を経験した人がどんどん減ると、また同じことが繰り返されるだろうし。それをどう伝えればいいのかなって。原発もそうやし、難しい問題やけど、子供が生きにくいなら、それはいらないと思うから。最近、子供と会話もできるようになったんですよ。それで震災の映像を観たときに"お前が生まれたときに震災が起きたんやで"という話もしますからね。

-なるほど。「LOVE SAVES ALL」は曲調自体も今までにないテイストを感じました。

そうですね。特にサビのメロディが大好きで。だいたい、メロディから曲を作るんですよ。それからドラムを打ち込んで、ギター、ベースを入れて、どんな前奏にしようかなと。それがギターで始まるイメージやったから。

-中盤過ぎにTANNY(Vo/Gt)のコーラス・ワークが入るところも新鮮ですね。

あれ、いいですよね? 前の作品でも、ああいうアプローチの曲はあったんですけど。『TIME TO GO』(2005年リリースの3rdアルバム)あたりかな。この曲はコードが転調するけど、あのメロディを歌い続けてるところがドラマチックやなって。

-ドラマチックだし、壮大なスケール感も出てるし、良かったです。

GOOD4NOTHING史上、2、3番目に長い曲に仕上がりました(笑)。たしか「CALLING MY NAME」(2004年リリースの1stミニ・アルバム表題曲)が一番長い曲ですからね。でも、この曲も長さを感じない完成度になったと思います。

-ちなみに、暗めの曲はU-TANにとって作りやすい? それとも作りにくい?

これまでも暗めの曲はあるんで、どっちも好きなんですよ。『Kiss The World』、『Four voices』(2014年リリースの9thアルバム)に入ってる暗めの曲も好きなものが多いから。

-暗めの音楽という意味でルーツというと?

BAD RELIGION、PENNYWISE、FACE TO FACE、THE GET UP KIDSあたりはわりと好きですね。

-「FIGHTING ME」は"ウォーウォー!"、"ヘイヘイ!"というベタなコーラス・ワークが印象的です。こういうアプローチもGOOD4NOTHINGとしては珍しいなと。

うん、あまりないっすね。そのフレーズは録ってるときに思いついたんですよ。それで、ちょうどTHE CHERRY COKE$のメンバーがいたから、コーラスを入れてもらいました。その場の直感も大事にしたいから。歌詞の内容に関しては――結局、闘わなきゃいけない敵は自分だなと、すごく思うんですよね。いろんな物事に結果はあるけど、そこに行くまでに自分が何をしたのか。それが大事やなって。疲れても何かをしなきゃいけないときに、そこで気張るのか、そのまま寝てしまうのか。それは自分との闘いじゃないですか。それをやったうえで結果はついてくるんかなと。