MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

revenge my LOST

2016.01.04UPDATE

2016年01月号掲載

revenge my LOST

Member:YOUKI(Gt) FRANCISCO KIDZOOMA aka Xavie(Vo/Key) ONIZUKA(Dr) MASASHI(Ba)

Interviewer:荒金 良介

-バンドの結成は2010年ですよね?

Xavie:はい。2010年の12月に結成して、初ライヴはその半年後になります。

ONIZUKA:結成当時は楽曲制作に励んでました。

-この4人はどういうふうに集まったんですか?

ONIZUKA:僕とXavieはお互いに前身バンドのときに対バンしていたんですよ。で、お互いにメロコア・バンドをやってました。

Xavie:僕はもうちょっとエモ寄りだったんですけど、お互いに不祥事続きで解散してしまい......。

ONIZUKA:メンバーが失踪していくという(笑)。

-メンバーが失踪?

Xavie:ONIZUKAのバンドもそうですけど、ウチもリアル失踪ですね。それで傷を舐め合うように集まりました(笑)。

-それでバンド名が"revenge my LOST"なんですか?

Xavie:そうなんですよ! 文法的にはおかしいけど、それがいいかなと。

-失った者同士で一致団結しようと?

Xavie:前身バンドで結果を残せなかったし、失踪したメンバーに対してもそうだし......まあ、今はそんな気持ちはないんですけどね。最初の動機は後ろ指をさしていた奴らにひと泡吹かせたいという気持ちで始めました。

-現バンドになって、どんな音楽をやろうと?

Xavie:最初は模索してましたね。今回の新譜に関しては、今まで4枚の作品を出してるんですけど、それとはまた違う側面を見せようと。だから、現段階でも風呂敷を広げている最中です。その中で自分たちがしっくり来るものをやろうと。

-前身バンドがメロコアと言ってましたが、現在の音楽性にその臭いはあまりないですよね?

Xavie:今はあまりジャンルに囚われないようにしたくて。今回の新譜のTrack.2「V.I.P.V.M.P.R.」では、ブラック・ミュージックを臭わせるラップっぽいことも初めてやりました。これまではゴシックでエモなリード曲をメインに作品を出してきたけど、今回はゴシックなテイストもありつつ、もう少し聴きやすい要素を入れようと。もともと持ってるものが濃いので、それからカジュアルにしていく作業があり、今のスタイルになってます。

-もともと持ってる濃さとは?

Xavie:みんなバックボーンが違うんですよ。

MASASHI:俺は80年代のブギー、ブルース、それからハード・ロックが好きになって。特に誰が好きというのはないけど、1番聴いてたのはHound Dog Taylorという昔のブギー・バンドで、サウンドも渋くて。あと、ハード・ロックだとLED ZEPPELINにハマりました。

ONIZUKA:僕は90年代のギター・ロック、ポップスとかですね。最初に買ったCDは華原朋美で、他にウルフルズ、CARPENTERSとか、その辺です。

-見事にバラバラですね(笑)。

ONIZUKA:はははは。それから遊びでバンドをやるようになって、いろいろ聴くようになりました。

Xavie:僕は今やってる音楽に近いと思うけど、エモ、ゴシック、あと映画がもともと大好きなので、映画音楽からも影響を受けてます。Tim Burtonが作る映画が好きで、SFとか壮大な世界観のある作品やサウンドトラックも好きですね。バンドで言うと、解散してしまいましたけどMY CHEMICAL ROMANCEやTHE USED、最近だと、元ESCAPE THE FATEで、今はFALLING IN REVERSEをやっているRonnie Radke(Vo)をすごく尊敬してます。スクリーモからJ-POPも好きだし、アイドルもかなり好きですね。BABYMETAL、LADYBABY、でんぱ組.incも好きです。ちなみに初めて買ったCDはコブクロです。

-幅広いですねえ。

YOUKI:で、俺が1番王道じゃないですかね、長渕剛。

ONIZUKA:ワロてくださいみたいな感じで言うてるけど、そういうのええから!

YOUKI:みんな子守歌のように聴いていたと思うんですが......。