MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

Victim of Deception

2015.10.13UPDATE

2015年10月号掲載

Victim of Deception

Member:Daichi(Vo) Junpei(Gt) Morby(Gt) Chappy(Ba) Kumao(Dr)

Interviewer:荒金良介

-メンバーみなさん、まだ若そうですね?

Junpei:平均年齢21~22歳です。

-バンドは2013年結成ですけど、この5人が集まったのは?

Junpei:初期は僕、Chappy、Kumaoの3人で、それとは別にメンバーが2人いたんですよ。もともとは以前いたヴォーカルとChappyがBULLET FOR MY VALENTINEのコピー・バンドをやろうということで始めたらしく、そこで最初の5人が集まりました。それから2人抜けて、当時別でバンドをやっていた2人(Daichi、Morby)が加入しました。

-Daichiさん、Morbyさんがやっていたバンドというのは?

Morby:メタルコアですね。

Daichi:僕はギター・ソロと細かいリフで押すテクニカル・デスメタルみたいなバンドで、そこで初めてヴォーカルをやりました。それからそのバンドと合わなくなって、Chappyに誘われました。

-現5人編成になり、音楽的に変わった部分は?

Morby:俺らが入ってから、デスコアにシフトしたんですよ。

Junpei:もともとメタルコアをやろうと思っていたんですけど。

Morby:いろいろ混ぜようと思ったけど、シャバイから......。

-久しぶりに聞きました、シャバイ(笑)。

Morby:ははは。Daichiがデス声で、ドラムのKumaoは高速ブラストができるから。日本にデスコアは少ないし、今のうちにやっておこうと。

-メンバーの力量がデスコアに向いていたと?

Junpei:それはありますね。ただ、最初はひどくて、竿隊はめちゃくちゃヘタクソでした。昔、無料デモ音源(1stデモ『Anti Creed』)を出したんですけど、それまではライヴ前日に曲を作って、ライヴ当日にリハに入って、ライヴをやるみたいな。

Chappy:初ライヴはそんな感じだったね(笑)。

Junpei:無料デモ音源を出すまでは誰かが辞めそうなくらいグダグダでした。そのデモ音源を作ったあと、バンド活動をちゃんとするようになりました。

-それからライヴの本数は増えていった?

Junpei:徐々にお誘いを受けるようになって、海外のバンドのサポートもするようになって、少しずつしっかりしたバンドになっていきました。今もまだまだですけど、最近少しは良くなってきたかなと。

Daichi:ただ、ライヴをやるたびにダメなところも見えて、そこを修復しながら、数をこなすうちにどんどんバンド名も広まって。

Kumao:今回の1st EPを出すことになり、ようやくバンドがまとまってきました。

-メンバーそれぞれ聴いてる音楽もまた違うんですか?

Junpei:ほんとにバラバラですね。

Morby:唯一の共通点がデスコアじゃない?

Junpei:いや、デスコアも昔はみんなあまり聴いてなかった。Chappyはメロスピが好きだし......まさか今の音楽スタイルになるとは当初は思ってなかったです。

Chappy:Junpei はSUICIDE SILENCEしか知らなかったしね。

Junpei:SUICIDE SILENCEか、BRING ME THE HORIZONぐらいでしたね。

Morby:でも7弦ギターを買うとは思わなかった(笑)。

-改めてひとりずつ好きな音楽は?

Morby:1番好きなのはMY CHEMICAL ROMANCE、あとはSIMPLE PLAN、GREEN DAYとかですかね。

Daichi:自分も結構いろいろ聴くんですけど、バンドを始めたきっかけはFear, and loathing in Las Vegasです。上京して、『NEXTREME』(2011年リリースの1stミニ・アルバム)を出したころのラスベガスのライヴを観て、すげえかっこ良くて。1番聴いたのもラスベガスの作品かもしれない。

-どこが魅力的でした?

Daichi:ライヴの躍動感とか、フロアを沸かせる力もかっこいいなと。楽曲もいいし、俺もこういうふうにかっこ良くライヴをしたい、お客さんを沸かせたいと思いました。

Chappy:僕はEAGLESですね。

全員:はははは。