－ライヴハウスより行きやすいと思いますし、新しいリスナーさんが増えたらロック･シーンももっと面白くなりそうですしね。ロックを基盤にジャンルに囚われないアーティスト・ブッキングもいいと思います。

成瀬：ROOKiEZはまず最初に決定しました。誘いたいバンドを書き出したんですけど、いっちばん最初にROOKiEZの名前は書きましたね。

岡田：協力していただいて出ていただくバンドもいますけど、基本コンセプトは自分たちと繋がりの深いバンドですね。だからROOKiEZなんて、もうもうもうもう、もう！

SHiNNOSUKE＆RYOTA：（笑）

岡田：何かひとつのジャンルに特化したフェスにはしたくなくて。いろんなジャンルの音楽がひとつのフェスに集まってもいいと思うし、だからそれこそテーマパークのような、いろんなアトラクションがあるものにしたくて。ビーチもあるので、そのまま遊んでもらえたりもするので......夏感はすごくあると思います。全部ばーっと観て"ああ、今日楽しかったな！"と思ってもらえたらいいなと思ってます。ジャンルに囚われない、いいフェスにしたいと思ってますね。

SHiNNOSUKE：りんくうビーチは泳げるのかな？ 泳ごうと思えば泳げるスタイルかな。

岡田：バーベキューやってる人は結構いますね。開催地は南芝生広場という、ビーチとは別の場所なんですけど、すぐそこにビーチがあるんで。陽が落ちるところとかも、音楽と一緒に楽しめたらなと思いますね。

SHiNNOSUKE：RYOTAはこのフェスがりんくうビーチで開催されるって聞いてテンション上がってたよね？

RYOTA：うん。そういうの好きだからね（笑）。パーティー大好き、お酒が美味しく飲めるし。

SHiNNOSUKE：そういう楽しみ方が俺らだけでなく、お客さんもできるよね。外でお酒を飲むことがなかなかできない人とかも飲んだりしたらいいし、陽射しを浴びるということをしてない人も多いかもしれないし。激ロックを読んでいる人たちにとっても、新たな出会いがたくさんあるだろうし。そういういい機会になるといいよね。

成瀬：岡崎で飲食店を経営してる俺の友達が、岡崎のグルメを出展してくれたりもするんで。

SHiNNOSUKE：オカザえもん（※岡崎市の非公認キャラクター）にも出てもらおうよ（笑）！

－ははは。地元密着、いいですね。LASTGASPはこのフェスに関して、どれくらいの規模を考えてらっしゃるのでしょう？

岡田：んー、まだ初回でもあるので......一応1,000人を考えてはいるんですけど、まずはそこを目指して、ですね。どこまでそこに近づけることができるか。超せたら万々歳なんですけど。せっかく500円なんで（笑）、来て欲しいですね。

－地元の中高生でも気軽に来れるお値段ですしね。

SHiNNOSUKE：アニメを観てる子とかも、中高生多いと思うんですよね。ライヴハウスに行くのが怖いとか、まだ早いって親御さんに止められたりとかがあると思うんです。でもそういう子たちでも来やすいのはあると思うので、ぜひ来て欲しいですね。岡崎周辺にも激ロックを読んでて"こういう人たちが地元に来ないかな～"って思ってる子がいるかもしれないし。やっぱ俺も地元にYOSHIKIさん（X JAPAN）とか来たときはテンション上がったもんね（笑）！

岡田：（笑）そうですよね。開催に関しては心配や不安も大きいんですけど、やっぱり楽しみだなというのがすごく大きいので、本当にいいものにしたいです。いろいろ準備しなきゃいけないことがまだまだたくさんあって、まだちょっと......やれるぜ！という気合いをバン！と出すことはできないんですけど、それを目指してはいるので。遊びに来て欲しいです。

成瀬：このフェスで初めてライヴに来た、という人のライヴハウスに行くきっかけになればいいなとすごく思います。500円なので、このフェスから自分の好きなバンドを見つけてそのバンドのライヴに行くでもいいし......いろんなきっかけになればいいなと思いますね。だからROOKiEZが"一緒に盛り上げる"と言ってくれるのは、すごく心強いです。

SHiNNOSUKE：年齢層も幅広い――小さい子もいて欲しいし、お父さんお母さんもいて欲しいし、ディッキーズ履いてるような子たちもいれば......いろんな人たちが共存できるフェスになるといいよね。

－お天気になるといいですね。

岡田：本当に！ 晴れることも祈るばかりです。晴天になるよう、頑張ります（笑）！